#読書感想文 No.43
(;´・ω・)…5カ月ぶりの読書感想文(笑)。
(゚Д゚)ノ…べ、別に、全く本を読んでなかったわけじゃないんだからねっ‼(ツンデレ風)
あぁ…、私もそろそろ冒頭部分を統一したほうがいいのかな…(。-`ω-)ニャ。
久々ということで、タイトル画像もセッティングしてみました。(特にこだわりは無しw)
今回の紹介本はこちらです。
41歳のおっさん(私)が読むのに適していそうなタイトルですが、個人的には二十歳くらいの大学生にもお勧めしたい内容だと思います。
簡単に言えば、「キャリア発達」という領域に該当すると思うのですが、「キャリアコンサルタント資格」の取得者&学習者には馴染みのある理論家の方々の名前もチラホラ。
ソーンダイクとか、エリクソンとか、バンデューラ…は出ていたっけ?(笑)。
知らない方も多いと思いますが、ソーンダイクと言えば「教育測定運動」と言って、「すべて存在するものは量的に存在する。量的に存在するものはそれを測定することができる」と述べた方。
「教育」、「量的」、「測定」…連想されるものは何でしょう?
正解は…一つではないのですが(笑)、「社会的指数(SQ)」や「知能指数(IQ)」、「こころの知能指数(EQ)」といったものがあります。
「知能指数(IQ)」の提唱者は、アメリカのターマンとシュテルンの両名なのですが、この概念に、フランスのビネーが開発した「知能検査」を取り入れた人物がソーンダイクです。
この「知能指数(IQ)」を、もう少し本書の内容に沿って深掘りすると、まず、今日まで世界的に普及した要因の一つに、第一次世界大戦と影響があります。
ざっくり説明すると、兵士に「IQテスト」を受けさせて、能力を数値化し、各人の数値をもとに配属を決めるということをしたのです。
ここで「( ゚Д゚)…ん?」と思った方は大変に博識でいらっしゃるのですが、多くの方が勘違いしているかもしれないこととして、「知能指数(IQ)」は成長過程で変化します。
「成長過程で変化」これ、ポイントです。
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成長のスピードには個人差がある
当たり前のことだと思うかもしれませんが、現代の社会的風潮は、「若くして成功」した者を信仰する流れが主流となっており、その流れは、いささか過剰です。
まるで、「早期成功者でなければならない」と言われているかのようなプレッシャーを感じる20代の方も多いのではないでしょうか?
上記のWebページは、「前頭前野皮質」に関する参考資料です。
つまり、脳の構造なのですが、この「前頭前野皮質」という部分は、「社会的行動を支えるとともに、葛藤の解決や報酬に基づく選択など、多様な機能に関係している」とされています。
「社会的行動=社会で生き抜く力」と言い換えると、伝わりやすいかもしれませんね。
問題なのは、この「前頭前野皮質」が成熟するのが、18歳から25歳であり、場合によっては30代になって成熟することもあるということです。
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さて、ここで、質問ですが、「あなたが思う、実在する成功者」は誰ですか?海外の方でもいいですよ(=゚ω゚)ノ。
どんな名前が出てくるでしょうか?(GAFA関連とか多そう…w)
おそらく多くの方の思い浮かべた人物は、「早期成功者=若くして成功」です。
これは、上記で述べた社会的風潮の影響が強いと思うのですが、「早期成功者」を思い浮かべた方に伝えたいのは、「目指すべきはそこなのか?」ということです。
もちろん、早くして才能を開花させ、その後もアップデートを繰り返し、長く成功の座にいる方もいます。
ですが、「○○歳までに成功しなければならない」ということはないのです。
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「個性の創出」や「脳の発達」というのは、一生をかけて行われるものだと、私は思っています。
ハリウッド俳優のモーガン・フリーマンは、52歳のとき大ブレイクしました。
「ハリー・ポッター」シリーズの作者、J.K.ローリングは、53歳でベストセラー作家となりました。
早期成功者になれなかったからと言って悲観することはないのです。あなたの才能は、今この瞬間も、芽吹く時を待っているかもしれないのです。
あなたの才能が開花するために、今のあなたが取り組んでおくべきことのヒントが、この本にはきっと散りばめられていると、私は思っています。
興味のある方は、ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか?
ということで、今回の投稿は以上です。