
この歳で進路に迷うことになろうとは…
今さらですが、私はキャピキャピの42歳男性です(≧▽≦)テヘ☆
一般的な42歳が進路に迷うと言えば、もちろん転職や独立といったキャリアに関するものでしょう。
しかし、この記事で脳内を整理したいのは、キャリアではなく学びの進路です。
今回は、何の解決もしない記事となりますが、近年増えている社会人大学生という肩書を持つ方々には、共感いただける部分もあると思いますし、そうでない方も、リカレント教育や継続する意味について、何か感じていただけたら嬉しく思います。
それでは、最後までお付き合いいただけると幸いです。
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現在の私の最終学歴は高卒です。
厳密に言えば、修了や見込みといったアヤフヤな学歴もあるのですが、ここでは省略します。
ザックリとしたデータですが、高卒者と大卒者の生涯年収の差額は、およそ4,000万円と言われています。
また、選択できる職種や職位にも違いがあり、事実上、学歴が経済的自立と相関関係にあることは、周知のことと思います。
このような経済的な格差是正を求める場合には、学び直しで学位を取得する適正年齢は30代前半までとなるでしょう。
それ以上の年齢を重ねると、すでに年収や職位が個人の職能に依存するので、学歴変更の恩恵は若者に比べ、さほど得ることができないと思われます。
一方で、20代前半までで習得した学びをベースに、およそ半世紀にわたる職業人生を歩み続けるには、いささか不安が付きまとうものです。
一人の社会人として生活しているからこそ、学びから得ることのできる領域も確実に存在し、ある程度の年齢を超えた世代の学び直しには、生きがいや働きがいに繋がる効果があると私は考えています。
これらの理由を中心に、リカレント教育を受け、自身に新たな知識体系を築く方は増えており、学び直しが新たなステータスを担っている点もあるのではないかと感じます。
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私が大学での学びを始めたのは、バカみたいな理由ですが、人生をやり直すのに必要だと感じたからです。
若い頃、さんざん無下にしてきた勉強が、いかに社会で必要だったかを痛感し、すがる思いで始めたのでした。
あとで知ったデータですが、エスカレーター式に進学する通学制の大学と違い、通信制大学の卒業率は14%ほどしかありません。
これは、社会人が一念発起したモノの、仕事との両立が難しくなったり、基本的な学習スタイルが自分一人での学習となるので、自己管理できなければ、卒業までの4年間を走り切ることが難しかったりと、理由はさまざまです。
第一、学生の頃に勉強が嫌いだった人間が、進学を諦めているケースも多いのですから、社会人になったからと言って、勉強大好き人間になるケースは、極めて稀でしょう。
そんな中、私はどうやら珍獣の類だったのか、仕事と学習の両立の日々をとても楽しく感じています。
一見さんには今さら情報ですが、私は現在、通信制大学に通う4年生でもあるのです。
10月には、いよいよゼミナールを残すのみとなり、来年の3月をもって卒業を迎える予定となっています。
だから、学びの進路で迷っているのです。
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noteの投稿も同じなのですが、一度始めたことは続けなければ、始めた意味を見失うこともあると思いませんか?
ヒーヒー言いながらも続けてきた社会人大学生としての生活。
学ぶほどに学びが足りないと感じる学習のスパイラルに、すっかりハマってしまいました。
…この体験があったからこそ、こうしてnoteも続けていると思います。
そして、卒業を考えるほどに思うのです。
「…次は、何を学ぼう?」
もちろん、読書や資格取得も学びの機会として、すばらしいものです。
ですが、中長期スパンで組まれたカリキュラムをクリアすることで得る学びも、深く学ぶには必要だと思うのです。
私は3つの選択で迷っています。
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一つは、現在の通信制大学から大学院へ進み、MBAを取得すること。
経済や経営について網羅的に学ぶことは、どんな職種や職位にあっても損のない知識です。
フリーランスという働き方を視野に入れたとしても、学習を通して得られるアントレプレナーシップは、単なる独学とは一線を画すことでしょう。
自分をさらに磨くには、うってつけのフィールドだと考えています。
2つめは、別の大学で新たな領域を学ぶこと。
現在の職業である福祉系コンサルタントとして、専門的な知識を徹底的に学びたいとも考えています。
資格で言えば、社会福祉士や精神保健福祉士、臨床心理士といった領域を網羅することで、今後も増加する精神障がい者を中心に支援力を培いたいと思っています。
そして3つめは、教育機関での学びをいったん保留して、1年間あらゆるセミナーに参加すること。
取得しただけの状態になっている資格を、実務で使える技術として、しっかり基礎から学び直したいと考えています。
来月には、新たに国家資格を二つ取得するので、すでに取得している各領域と掛け合わせて、私独自の知識体系を確立する時間を持ちたいと思っています。
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何度も言いますが、私は若い頃は勉強が大嫌いでした。
しかし、そのツケで大きな挫折も経験しました。
子供みたいな発想で「生まれ変わりたい」と思い至って、このような思考に変化しました。
変化…いや、もしかしたら、私に限らず誰しもが人生は一回りで終わりではないのかもしれません。
つまり、人生は一度きりでも、その中で何らかの生と死を繰り返し、何周も人生をやり直せるような機能が、人間には備わっているのかもしれません。
それは、些細なきっかけかもしれませんし、精神崩壊するような挫折の後かもしれませんし、大きな成功の先にあるかもしれません。
人生の岐路は無数に存在します。
だとするならば、例え大きな挫折であっても、その岐路に気づき行動できた私は幸せなのかもしれないと、最近になってようやく、思うようになりました。
さて、進路どうしよう…?
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。