「0を1にする努力」
「タダなら貰うけど、買ってまでは欲しくないモノ」って、ありませんか?
街頭で配られるポケットティッシュ、友人の古着、なんか珍しそうだけど価値の分からない鉱石などなど…。
これらを「どうすれば、お金を払ってもらえるようになるか?」というのが、ビジネスの基本だと思います。
「モノ」と「コト」で話は多少変わるかもしれませんが、人は「付加価値」にお金を出すのだと思います。
ーーーーーーーーーー
「モノ」の場合、「原価」があるので、「コト」よりは、お金を払うことに消費者は抵抗はないでしょう。
ただ、原価で売っては儲けがないので、「付加価値」の出番です。
上記の画像のように、えーっと( ゚Д゚)…これは「パン」なのか「ドーナツ」なのか?
まあ、どちらにせよ、「ただのパン(ドーナツ)」にデコレーション原価を加えることで、上乗せした原価以上に儲けが出れば、「付加価値」サマサマ、といったところですね。
ただ、「モノ」というのは、個人的には「価値の限界」があると思っているので、「薄利多売」が主になると思います。
「パン」に「1万円」支払う人は、そうそういませんよね?(。-`ω-)。
ーーーーーーーーーー
一方、「コト」というのは、基本的には「無形」です。
「サービス」と言い換えてもいいかもしれません。
例えば、「PC操作の初心者に、操作方法を教えるサービス」があるとします。
あなたは、どういった操作を教授してもらったら、お金を払いますか?
大抵のことは、ググるか、PCに詳しい友人にでも頼めば、無料で事足ります。
個人相手では、なかなか「付加価値」をつけることって難しいかもしれませんね。
ですが、事業者に「SEO対策法を教える」というケースでは、どうなるでしょう?
これを行うことで、実際に利益が出るなら、事業主はお金を払いますよね?それどころか、更なる利益追求のために、出た利益を追加投入してくれるかもしれません。
このようにして「マーケティング」というのは、すさまじい「付加価値の創出」に寄与するものとして、一気にブランドと化しました。
「無形」でありながら、極論、際限なく「付加価値」をつけられる。「モノを作る」より、こちらの方が魅力的なのも頷けますよね。
ーーーーーーーーーー
今回は、「モノ」と「コト」という視点で書いてきましたが、どちらにも言えるのは、「利益を出すには、付加価値創出が必須」ということです。
さて、私も含めて、「起業したい」という方は、それなりの人数に上ると思います。(事業規模はさておき。)
「あなたのやりたいことって、人がお金を払ってでも求めるモノですか?」
気持ちが先走っていたり、「なんか成功者っぽい人たちが、とりあえずやってみろ的なことを言っていたから…」とかの前に、このような地に足をつけて、「価値の創出」を考える時間を持つことは、大事なのではないでしょうか?
「0を1にする=人にお金を払ってもらえる価値を作る」
ビジネスを興す上で、避けては通れなさそうです(>_<)。
ということで、今回の投稿は以上です。