才能をトコトン応援!よき理解者が登場するおすすめ映画6選
94回アカデミー賞で作品賞に選ばれた「コーダあいのうた」を映画館でみることができました。感情の移ろいや家族の愛に溢れたセリフが心に残っています。特に、主人公が歌をはじめたとき、家族からの反発がありながらも次第に応援する様子が心の琴線に触れました。
才能は1人だけでは開花しきれません。
誰かの応援があってこそ、輝けるものかなと思いました。
映画の中には、才能のよき理解者がしばしば登場します。
今回は、小さくても輝く才能を見出す人、才能を信じる人が登場する映画を集めてみました。本人の努力する姿も美しいですが、周りのサポートにも注目してみましょう!それでは、6つの映画を紹介します。
①コーダ あいのうた(2021年)
主人公のお父さん、お母さん、お兄さんが耳に障害を持っていて、主人公だけが聞こえるという家族のお話です。主人公の歌声を家族は聞くことができません。また、手話で通訳する役割を担う主人公は家業の漁と学校を両立しなければなりません。
にっちもさっちもいかない状況で夢を語れるのでしょうか。
歌が聞こえない家族は応援できるのでしょうか。
家族だからこそ悩み、家族だからこそ団結できる、そんな映画です。
②リトル・ダンサー(2000年)
「男がバレエをするなんて」と父親に言われても、バレエを続ける男の子の話です。自分の中の常識と子どものやりたいことがぶつかったとき、どう振舞うのがいいでしょうか。否定する?応援する?親といっても、人として完ぺきではありません。
まだ未来が明るい子どもに対して何ができるか、不器用に悩むお父さんの姿が印象に残っています。素直にいえなくて、口数がすくなくて、それでも言葉の節々に気持ちの入ったセリフはほんとに美しかったです。
③アリー/ スター誕生(2018年)
くすぶっていた才能を見出されスターになるシンガーのお話です。才能は偶然見出されるようですね。才能を見出した時、ジャクソンは歌手として有名になっていました。そんな確固たる地位を築いた人が有名担っていない人の歌を聴いて、「ファン」になるのがグッときます。
この映画の面白いところは、才能の理解者自身も挫折するところです。スターに駆け上がるとき、スターになったとき、喧嘩したとき、2人の関係性やセリフが注目ポイントです。
④ザ・エージェント(1996年)
敏腕エージェントが再起をはかるお話です。才能の理解者が主人公の映画を紹介します。たくさんのスポーツ選手のサポートを生業にする主人公は会社を首になります。担当していた選手も次々に離れ、孤独になってしまいます。
才能を信じる前に、選手とエージェントの関係に信頼関係は必要です。お互い本音を言い過ぎて、関係が壊れることもあります。ぶつかりながらも信頼を深める2人はこのブログのテーマにぴったりです。
ミッションインポッシブルなど派手なアクションをするトムクルーズもいいですが、この映画のような人間味あふれる演技もするので是非見てほしいです。
⑤gifted/ギフテッド(2017年)
幼いのにも関わらず、高度な計算ができるメアリーとおじのお話です。メアリーの祖母は英才教育を受けさせようとします。叔父は普通の生活を望みます。才能をさらに引き出し成功をつかめるように応援するか、普通の幸せを願うのかぶつかります。才能と感情のバランスが問われる映画です。
どちらもよき理解者でしょう。教育方針が違うと分かり合えないのでしょうか。何を願うかが違うだけで、ぶつかるのは才能が偉大な証拠かもですね。
キャプテンアメリカを演じたクリスエヴァンスの演技にも注目です。
⑥しあわせの隠れ場所(2009年)
ホームレスの青年がある家族の理解のもの強いフットボール選手になるお話です。真冬の中半袖で歩く姿を見かけて家に招くところからはじまりました。成績が悪くても、律儀で優しいマイケルが周りの期待に応えていくところが見所です。才能を先生や家族が引き出します。
埋もれた才能は何もしないと埋もれたままかもしれません。リー一家のサポートで、才能が開花するストーリーが最高です。実話という点も救われるポイントです。
*
才能は育まれる環境や出合いによって、大きく花開くようです。
出会いと人間関係に注目して、映画を見てみるのも一興です。このブログを見ていい映画に出合えた人がいましたら、嬉しいです。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?