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産後の「しんどさ」を分解してみた

こんにちは!瀧本家の妻、サキです。2024年の夏に出産し、もうすぐ4ヶ月になる息子の育児中です。

息子が産まれてからというもの、基本的には楽しく育児をしてきているわけなんですが、やっぱり「しんどいなぁ」と思うこともあります。私がこれまでに感じてきたしんどさには何種類かあって、それぞれをここにまとめてみようと思います。しんどいのでなるべく手短に。


産褥期の心身の不調がしんどい

なんか、、産褥期の体のしんどさって世の中であんまりフォーカスされてなくないですか??

  • 悪露の出血が1ヶ月も続く

  • 会陰切開の傷が3週間ぐらい痛くてまともに座れない

  • 胸がパンパンに張って、大きなボールが2つ張り付いているみたいになって、毎日痛い

  • 脚がむくんで象みたいになる

  • 後陣痛が1週間ぐらい痛い

  • 乳首を吸われて毎日痛いし、それが下着に擦れてさらに痛い

  • 体温調節機能がおかしくなって、冷房がいつも以上に寒く感じる

など。こんなに痛いことだらけなの、やってみて初めて知りました。産後のメンタルについてはいろいろ情報共有がされてるけど、体までこんなにしんどいとは。まぁ、あれだけ大きな体の変化があるので当たり前と言えば当たり前ですが。自分のなかで心の準備ができていなくて盲点でした。

そして、メンタルももちろんしんどく。周りのちょっとした言動にイライラして泣いたり、逆に我が子が愛おしくて涙が止まらなかったり。よく「感情のジェットコースター」と表現されますが、まさにそんな感じ。

赤ちゃんが可愛すぎてしんどい

まぁ、文字通りなんですけど、本当に我が子が可愛くて可愛くて、ずっと見ていたくて、少しの変化も見逃したくなくて、この愛おしい感情をどこにぶつけていいかわからずしんどい。これからの人生でこの子に降りかかるであろう数々の試練や困難とかを考えるとそれもまたしんどい。

体力的にしんどい

これもありきたりですが、自分が寝てる時に赤ちゃんが泣いて起こされるのは普通にしんどいですよね。というか、起こされなくとも自分から自然に目が覚めて、ちゃんと息してるかな?と確認せずにはいられない。そりゃあ寝不足にもなりますよ。

3ヶ月で7キロ超えの息子を日々抱っこするのも普通に重いし腰が痛い。特に夕方になってくると抱っこしていないと泣くのでつらい。最近はパパが抱っこしても泣き止まなくなってしまって、私が抱っこする時間がますます増えてつらい。

授乳は、お乳だけじゃなくて体力も吸い取られてる気がする。授乳タイムのあとは疲れを感じる。

おむつ替えのために毎回腰をかがめるのもつらい。

赤ちゃん連れの外出は荷物も多く、何かと気も遣うのでどっと疲れる。

予測のできなさがしんどい

自分だけで生活してたり大人を相手に仕事してたりすると、何時にミーティングがあって何時にご飯食べて〜とか、物事がたいてい予測通りに進むものです。が、赤ちゃんとの生活はそうはいきませんよね。

やっと赤ちゃんが寝たからご飯を食べようと思って座った瞬間にまた起きてしまうとか。お出かけの時間から逆算していろんなものを計画的に準備し、さぁ出発という最終段階でうんちをモリモリして服や抱っこ紐まで汚れて結局出かけるのが遅れるとか。24時間、次に何が起こるか予測できない生活というのはしんどいものです。

自分のペースで生活できている人を見るのがしんどい

1分先が予測できない生活ゆえ、そうじゃない生活を送ることができている人を見るのはつらいものです。

うちの夫は在宅ワークです。彼の育休期間が終わってからは、同じ家のなかにいても昼間は基本的に息子のお世話は私がすることになっています。

その結果、夫が仕事の合間に「自分の好きなタイミングでコーヒーを淹れることができている。そしてそのコーヒーを温かいうちに飲むことができている。自分のペースでポッキーまでつまめている」というような、常に赤ちゃん優先で行動している自分にはできないことができている場面をしょっちゅう目の当たりにすることになります。その精神的ダメージがけっこう大きいことに最近気付きました。

と、まぁ、手短にと言いながら、書いているうちに長くなってしまいました。

繰り返しますが、基本的には楽しくて幸せな育児生活を送っています。それでも時々感じるしんどさ。これもいつか笑い話になればいいなぁ。

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