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圏外で執筆してみた
noteへの連続投稿も170日を超えてきました。
僕は基本的に毎朝9時頃から1時間半かけて執筆しています。最近は英語の投稿も始めたため、執筆後に1時間かけて英語への翻訳をしています。そして、それが終わったらオンライン英会話のレッスンを受講します。
このルーティーンだけで午前中が終わってしまうけれど、時計を見ながら集中して時間を過ごすことができており、とても充実感があります。
僕は面倒くさがりでとてもだらしない性格です。
海外という自由な環境でまだ仕事もしてないため、気を抜くとすぐにぐうたらして過ごしてしまいます。それを習慣化によってある程度自分を律しながら生活できています。
今も泊まっているゲストハウスでひとりでパソコンに向かって文章を書いています。この毎日投稿がどこまで続くかわからないけれど、一日でも長く続けていきたいと思っています。
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僕は今、東欧の国ジョージアで生活しています。
首都のトビリシを拠点としてはいるものの、家を借りているわけではないため、その時の気分で移動することもあります。
いつもはゲストハウスで生活しており、ゲストハウスで執筆しています。習慣はできても、なかなか毎日継続させるのは難しいと感じています。
ゲストハウスは場所によって条件は大きく異なるため、必ずしも机と椅子とそれなりの強さのWi-Fiがあるとは限りません。
今まで、ベッドの上で書いたり、外のカフェに行ったり、パソコンを使わずにスマホだけで完結させたこともあります。
書きたいことは山ほどあるからネタ探しには困りませんが、書くための環境という面ではなかなか苦戦を強いられることも多くあります。
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昨日、僕は黒海沿岸の都市バトゥミからジョージア中心に位置するクタイシへ、マルシュルートカと呼ばれる乗合いバスに乗って移動しました。
その途中、小さな事件が発生しました。
朝、noteの執筆をしないままバス乗り場へ向かい、マルシュルートカに乗り込みました。もう車内で書くと割り切っていたからです。
座席に座って、その狭い空間でパソコンを広げて執筆を始めました。そして出発した瞬間、テザリングをしていた僕のケータイ電話の電波が突然切れたのです。それまで開いていたサイトが急に開かなくなりました。
SIMカードの通信制限が入ってしまいました。
僕は1ヶ月5GBのプランを契約していますが、ちょうどこのタイミングで切れてしまいまいた。追加で購入することも可能ですが、そのためにはWi-Fiがあるところに行かなくてはなりません。
マルシュルートカにはWi-Fiがないため、仕方なくクタイシに到着するまで諦めることにしました。
しかしいざ圏外の環境になったところ、思いのほか執筆は捗りました。いつもは1時間半かかるところを1時間で終えてしまったのです。
これには自分でも驚きました。
他に調べることもできないし、SNSを開く誘惑もないため、集中せざるをえません。それがいつも以上の集中力を発揮させてくれたと思っています。
英語の翻訳は機械に頼りたかったのでここではしませんでしたが、執筆の後は読書も始め、結局本も読み終わってしまいました。
狭い空間ながら、とても効率の良い時間の使い方ができました。
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いずれは機械に頼らずに英語の文章も書けるようになりたいと思っています。そしたら、アップロード以外の全てを圏外でできるようになります。
今回、意図せず圏外の良さを知ることになりましたが、逆に今まで自分がいかに集中力なく作業をしていたかを思い知りました。
これを機に、敢えて電波の通じないところで作業をすることも考えていきたいと思いました。
環境に捉われずに作業をすることも、自分を高める手段のひとつになるかもしれませんね。
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サムネイルの撮影場所はバトゥミ中央バスターミナル(バトゥミ)