ビタミンB群について。個人的経験も含めて

今回のテーマ
ビタミンB群について書いていきます。神経系に重要な役割を果たしているだけでなく、栄養の代謝にも重要なビタミンです。
僕はうつ病になったあたりからかなりお世話になっています。
あくまで栄養素ですので、病気に直接効くものではないです。
しかし、役に立つ、価値ある栄養だと思うので書いていきたいと思います。

よろしくお願いします。



僕とビタミンB群

僕は新卒で入った会社でうつ病になり、退職しました。仕事のし過ぎからのうつ病です。僕の当時の栄養状態は劣悪そのもので、一日一食、炭水化物ばかりでした。退職してから投薬を利用して治療を始めたのですが、その時と同時期ぐらいからビタミンB群を飲み始めてます。調べるうちに神経伝達物質や倦怠感に効果があると分かったからでした。
僕個人の感想としては効果はあったと思います。つまりそれは体の栄養が劣悪だったことの証明になってしまうのですが・・・。
僕個人はうつ病の治療に役に立ったのではないかと思っています。断言はできません。しかし、すこしずつ体が起き上がるようになり、動けるようになったのです。薬と相まってうつ症状も減っていきました。おかげさまで今は寛解状態になっています。

ビタミンB群について:概要

ビタミンB群とは、水溶性ビタミンのうち、ビタミンB1、ビタミンB2,ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種の総称で、ビタミンB複合体とも呼ばれる。ビタミンB群に含まれている8種の物質は、いずれも生体内において、補酵素として機能することが知られています。

※酵素の働きを助ける栄養素を補酵素と言います

それぞれの働きは以下の通りです

  • ビタミンB1:糖質の分解を助ける

  • ビタミンB2:脂質の代謝を促す

  • ビタミンB6:健康な肌や髪、歯を作る。たんぱく質を構成するアミノ酸の代謝に関わっているため、たんぱく質を多く摂取すればするほど必要量が増加します。

  • ビタミンB12:血液を作る

  • ナイアシン:皮膚や粘膜の健康維持を助ける

  • パントテン酸:脂質・糖質・たんぱく質の代謝に役立つ

  • 葉酸:貧血を防ぐ。

  • ビオチン:皮膚や粘膜の健康維持を助ける

全体としての働きについて

ビタミンB群の主な働きは、エネルギー代謝の補酵素です。補酵素は代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働きがあります。

エネルギー源や体の構成成分となる、糖質、脂質、タンパク質だけを摂取しても、ビタミンB群が不足していると体内の代謝はスムーズに行われないため、パワーを発揮できないというリスクが発生する可能性があるのです。

これに加えて

ビタミンB群は心の元気の素である「脳の神経伝達物質」の合成にかかわっているため、不足するとやる気や集中力が低下します。 仕事中に眠くなってしまったり、ちょっとした事でもイライラしやすいときは、「気のせい」や「気合いが足りない」のではなく、ビタミンB群不足によるエネルギー不足が原因の可能性があります。

特にビタミンB6は、うつ病やうつ状態に大きく影響しているGABAやドーパミン、セロトニンに作り替えられる過程で、必要な栄養素です。 不足すると、うつ状態になったり、睡眠障害が起きたりします。

ビタミンBが不足する原因

現代の食生活では不足しやすい栄養素のひとつといわれています。不足してしまう理由としては、以下のようなことが考えられます。

・白米やパン、麺類などの主食や、甘いものをたくさん食べる
・強いストレスを受けている
・お酒をたくさん飲む
・激しいスポーツをしている
・妊娠や授乳で赤ちゃんの分も必要になっている

さらに

ファストフードや加工食品、砂糖のたっぷり入った製品に依存した現代の食生活では、ビタミンB群を含む食品の摂取が減り、代謝のために必要以上に体から失われている場合もあります。

摂取の仕方、補い方

食事からとるのが一番いいです。しかし、そこまで現代人は気を遣う暇がありません。そこでおすすめはサプリメントです。幸いビタミンB群のサプリメントは市販で色々販売されています。しかも高くない。コスパはいいと思います。自分にとって継続しやすいものを購入するのが良いと思います。

まとめ

今回はビタミンB群について書きました。ほとんどのかたが不足していると思います。病気になられた方はさらに少ないかもしれません。断言はできませんが。僕自身の体験を踏まえて書かせてもらいました。もし興味があるのであれば、実行してみても損はないと思っています。

参考になれば幸いです。

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