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妄想することなかれ。莫妄想の話を再び書いてみる。2024.4月ver

今回のテーマ

以前に前後の莫妄想について書きました。今回はよりうまく説明したいと
思い、新しく書いています。今後もこういうことが続くかもしれません。
日々学びを続けると、もっとうまく説明できるのではないかと思ってしまうので。
思えば、「うまく書けていないかも・・」と考えるのも、
莫妄想、妄想することなかれかもしれませんね。

よろしくお願いします


前置きの言葉

禅とは、仏教の一派でありながら、その教えは宗教的な枠
を超えて、日常生活やビジネスにも応用されることがあります。
しかし、禅の有用性について知らない方も多く、その価値や
応用方法について疑問を抱くこともあるでしょう。ここでは、
禅の力が日常生活にどのように役立つかについて、専門的な
用語や複雑な概念に頼らずに解説します。


禅の教えは、心の平穏やクリエイティビティの向上に役立つ
とされています。具体的には、禅の瞑想や考え方は、ストレス
の軽減や集中力の向上に効果的です。これは、禅の教えが、心を静め、
現在に集中することを念頭に置いているためです。日々の煩悩や不安を手放し、今この瞬間に全身全霊を注ぐことで、心の平穏を得ることができるのです。

また、禅の考え方は、ビジネスや人間関係にも適用されます。
禅の教えは、過去や未来にとらわれることなく、現在の課題に
焦点を当てることを教えます。これは、ビジネスや日常生活にお
いても、効果的な意思決定や問題解決につながります。また、他者
との関わり方においても、禅の教えは自己受容や共感の重要性を
教えます。自己受容を深めることで、他者との関係がより良好になり、
コミュニケーション能力が向上します。

禅の教えを実践するためには、専門的な知識や特別な訓練は
必要ありません。日常生活の中で、自分の心に向き合い、瞑想や
マインドフルネスを実践することから始めることができます。大切なのは、
折に触れて、今ここ気が付くということを意識することです。自分が
何をして、どう感じるのかを観察することを大切にしてください。


以上を踏まえたうえで、莫妄想すなわち妄想することなかれに
ついて書いていきます。

莫妄想は禅で使われる言葉。禅語になります。

新しいことに取り組む時、不安や心配は誰にでも生じるものです。
特に、行動よりも思考を重視する傾向がある人つまり考えすぎる人
とっては、それは一層のものとなります。成功したい、上手にやりたい
という思いがある一方で、失敗の恐怖に取り憑かれてしまうことは少な
くありません。

しかし、その迷路からの脱出は可能です。禅の教えは、その深い洞察力
と平穏な考え方で、私たちに新しい視点をもたらしてくれます。禅の言葉に触れることで、心の静けさを取り戻し、迷いや不安から解放されるかもしれません。

莫妄想という教え。禅語

言葉の意味を解説

「禅の教えに「莫妄想」という言葉があります。これは、「無用な妄想
を抱かないように」という意味合いを持ち、私たちが現実から逸脱した
空想や過度な思索にふけることを戒めるものです。

日々の生活の中で、この言葉は、過去や未来に心を奪われることなく、
目の前の仕事や課題に集中することの重要性を教えてくれます。

それは、他の雑念を排し、現在に全力を尽くすことを促すものです。
そして、この瞬間に意識を集中することで、心の平穏を保ち、内面の
静けさを実現する手助けとなります。「莫妄想」は、私たちが日々の
喧騒の中で自己の心を整え、現実と向き合うための、非常に価値のある
指針と言えるでしょう。

例をあげてみます

仕事での失敗を引きずっているときや、将来の不安に押しつぶされそうなときに、「莫妄想」の考えを思い出しましょう。心をリセットし、目の前のタスクに集中する力を取り戻すことに集中します。

また、何か新しいことを始めたいと思っているけれども、失敗を恐れて一歩を踏み出せないときにも、「莫妄想」は、その一歩を踏み出す勇気を与えてくれるかもしれません。

自分が無意識のうちに妄想に囚われていることに気づいたら
その瞬間が「莫妄想」を実践する絶好の機会です。現実に目を向け、
今この瞬間に最善を尽くすことで、心の平穏と充実感を得ることが
できるのです。

失敗を避けることを重視して教えられてきた人は次の一歩がなかなか
踏み出せません。そんな時はぜひ獏妄想の思想を思い出していただき、
前に進んでいただきたいと思っています。


まとめ

妄想を断つことで、挫折や不安、悩み心配事を減らし、
充実した日々を送れるのではないでしょうか?

日々の生活で思い悩んだとき、「莫妄想」を思い出してみてください。
妄想を断ち切り、執らわれることなく毎日を生きて行きたいものです。

とは言え、簡単なことではありません。現代はあまりにも考えることが
多すぎる。それに伴いあれこれ思いを巡らせてしまいがちです。
日々そうした中でも、自分の思考や思いに気付き、
勝手に自分を苦しめていないか考えることも必要かもしれません。

今回はここまで


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