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主観的考察

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臨床で感じたことを主観的にまとめたものになります。疑問に思ったことや可能性を感じたことなどを書いています。
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2023年1月の記事一覧

疼痛

外来新患時の問診時間はどの程度割いているだろうか?
その施設での一人当たりにかけられる時間によっても異なるとは思う。例えば1単位20分の介入時間の場合、評価・治療、自宅でのコンディショニング指導まで含めたら、患者さんと座った状態で話をする時間=問診の時間はだいぶ限られてくる。
ただいわゆる徒手療法を行いながらの問診では、患者さんが身体情報ばかりに意識が向けられ、オープンな質問とは言い難い。出来るこ

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足関節骨折後の外側荷重について考える

以前に東大の足の外科研究会でとある先生がお話しになっていたこと。
「足関節骨折後の歩行では外側荷重になりやすい。」
確かに。臨床場面ではよく目にします。
特に腓骨骨折より両果骨折、内果骨折など脛骨骨折で見られることは多いです。  
術後の免荷期間の影響もあるでしょう
ある程度その期間でやれることもあるのかと思います

免荷期間中での足部アプローチ外側荷重になる足部機構は
・距骨下関節の回内運動制限

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臨床を行う上で忘れてはいけないこと

臨床で患者様とリハビリテーションを行なっている中で、自分自身も時どき忘れてしまうことがある。
それはきっと何十年臨床をやっていようと忘れてはいけないことだと思うし、漫然と行なっていると次第に意識が薄れてしまうことでもあるかもしれない。
自分の中で大切していることをここに挙げていこうと思う。

徒手療法技術
言わすもがな治療技術はあったに越したことはない。これに関しては臨床知識とともに常にアップデー

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