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【5つの種別🚒】消火の困難性に基づく製造所等の区分とそれに対応した消火設備とは?:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.28


前回の復習はこちらから👍

4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

消火設備の概要🚒

今回は、消火設備の概要として
設備の種別と該当する消火設備を整理します。

消火設備の設置義務として、危険物を取り扱う
製造所等には、消火設備の設置があります👍

消火設備の種別は、第1種~第5種までの
5つに種別されていること
を確認します。

第1種:○○消火栓設備

例)屋外/屋内消火栓設備

第2種:スプリンクラー設備

第3種:○○消火設備

水蒸気消火設備、水噴霧消火設備
泡消火設備、不活性ガス消火設備
ハロゲン化消火設備、粉末消火設備

第4種:大型消火器

第5種:小型消火器

小型消火器、水バケツ、水槽
乾燥砂、膨張ひる石

消火の困難性による区分

消火の困難性に基づいて、製造所等を
3つに区分して
いますので、以下で確認します。

そして、この消火困難性に基づく区分に応じて
最低限設置する「消火設備の種別」
定められていることも併せて覚えましょう💚

著しく消火が困難な製造所等

この場合、最低限設置する消火設備の種別は
「第1種:○○消火栓設備
第2種:スプリンクラー設備
第3種:○○消火設備、のいずれか一つ」


第4種:大型消火器
第5種:小型消火器等になります!

消火が困難な製造所等

第4種:大型消火器
第5種:小型消火器、水バケツ、乾燥砂

それ以外の製造所等

第5種:小型消火器等(水バケツ、水槽等)

消火設備の種別等が決まっている製造所等✨

それでは、以下に消火設備の種別や数量が
決めれらている製造所等をまとめます。

地下タンク貯蔵所

第5種消火設備を2個以上

移動タンク貯蔵所

自動車用消化器(第5種消火設備)を
2つ以上設置すること

電気設備に対する消火設備💡

電気設備がある場所の面積100㎡ごとに
消火設備を1個以上設置することになります。

具体的な数値も一緒に覚えていきましょう!

それでは、復習したいポイントを確認して
今回の内容は、以上とさせていただきます。

【復習】保安距離について✨

「保安距離」とは、製造所等と保安対象物
との間に設置すべき距離のこと
です。

保安距離が必要な製造所等🏭

保安距離が必要な製造所等は以下の通りです!

製造所
屋内貯蔵所
屋外貯蔵所
屋外タンク貯蔵所
一般取扱所

保安対象物と保安距離💚

それでは、以下に「保安対象物と保安距離」
について、数値と一緒に整理していきます。

特別高圧架空電線

(1)使用電圧7000V超過35000V以下
⇒3m以上

(2)使用電圧35000V超過
⇒5m以上

同一敷地外の一般住宅

⇒10m以上
※「じゅうたく=10」と覚えちゃいましょう!

高圧ガス等の施設

⇒20m以上

学校、病院、劇場

⇒30m以上

重要文化財等に指定された建造物🌟

⇒50m以上 
※重要文化財ですから1番保安されるべきです。

保有空地について

保有空地とは、製造所等の範囲に
確保すべき空地のこと
になります。

この空地内に、物品を置いてはいけません。

保有空地が必要製造所等🏭

製造所
屋内貯蔵所
屋外貯蔵所
屋外タンク貯蔵所
一般取扱所

簡易タンク貯蔵所(屋外に設置するもの)
移送取扱所(地上に設置するもの)

製造所の保有空地の幅

・指定数量の倍数が10倍以下の場合
→3m以上

・指定数量の倍数が10倍超過の場合
→5m以上

危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料

元素周期表

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
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いただけると大変嬉しく思います✨

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