【R5 財務・会計⑤🔣】財務指標を正しく扱い、分析できるようになるために✨：中小企業診断士試験対策 2024/9/27
【財務・会計】令和5年度 第1次試験問題演習✨
今回の投稿は、令和5年度 第1次試験問題
✅財務・会計(PDF)を出所として
引用、解答作成をさせていただきますが
あらかじめご承知いただけますと幸いです💚
競合他社との生産性分析
解答：イ 25％
付加価値とは売上高から材料費などの
外部購入費を差し引いたものであり
付加価値率とは売上高に占める
付加価値の割合のことです🔖
$$
\\付加価値率(\%)=付加価値÷売上高×100
\\
$$
したがって、12,000÷48,000×100%=25%
という結果を得ることができるのです👍
付加価値を用いた生産性分析
$$
\\資本生産性=付加価値÷資産×100\%\\ \\設備生産性=付加価値÷有形固定資産×100\%\\
$$
それぞれ異なる目的で分析するために
使用される計算式ですが、混合しないよう
整理して学習を進めていきましょう📝
生産性の比較分析
解答：エ 労働生産性は当社が上回っているが
その要因は労働装備率がＦ社の
労働装備率を上回っていることにある。
解答への道のり
最初に、労働生産性とは
従業員一人当たりが産む付加価値のことです。
$$
\\労働生産性=付加価値÷従業員数×100\cdots (1)\\
$$
(1)式より、当社とF社における
労働生産性を算定してみましょう！
$$
\\当社:
12,000万円÷20人＝600万円／人\\ \\F社:
22,400万円÷40人=560万円／人\\
$$
したがって、労働生産性は
当社が上回っていることになります。
⇒選択肢ア&イは誤と判明できますね👍
次に、設備生産性です。
設備生産性とは、設備（有形固定資産）を
用いてどれだけ付加価値を生み出しているのか
を表している指標のことです🔖
上記で確認した通り、計算すると
$$
\\設備生産性＝付加価値÷有形固定資産×100\\ \\当社：12,000万円÷16,000万円×100=75\%\\ \\F社：22,400万円÷20,000万円×100=112\%\\
$$
F社が上回っていることになります📝
⇒選択肢ウは、誤りですね。
最後は、労働装備率です。
労働装備率とは、従業員一人当たり
の設備投資額のことです🔖
$$
\\労働装備率=有形固定資産÷従業員数\\ \\当社：16,000万円÷20人=800万円／人\\F社：20,000万円÷40人=500万円／人\\
$$
したがって、労働装備率は
当社が上回っていることになっています。
総じて、正答は、選択肢エです。
キャッシュ・コンバージョン・サイクル💴
解答：エ
棚卸資産回転期間が短くなると、キャッシュ
・コンバージョン・サイクルは短くなる🔖
キャッシュ・コンバージョン・サイクル（ＣＣＣ）とは、企業が商品・原材料等を仕入れることによって発生した仕入債務を支払ってから、その後の売上により発生した売上債権が回収されるまでにかかる日数を示す指標です。
解答へのポイント
キャッシュ・コンバージョン・サイクルの
計算式は次の通りになります👀
そして、それぞれの項目についても
分解して考えていくことにしましょう🔖
$$
\\キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)\\＝売上債権回転日数＋棚卸資産回転日数－仕入債務回転日数
\\ \\(1)売上債権回転日数(日)=売上債権÷売上高×365日\\※売上債権=受取手形+売掛金-前受金\\ \\(2)棚卸資産回転日数=棚卸資産÷売上原価×365日\\※棚卸資産＝商品＋製品＋原材料＋仕掛品等\\ \\(3)仕入債務回転日数(日)＝仕入債務÷仕入債務支払高×365日\\※仕入債務：支払手形+買掛金-前払金\\
$$
これらの式に当てはめて考えていくと
売上債権回転率と売上債権回転期間は
逆数の関係にあることがわかります。
そのため売上債権回転率が低くなると
売上債権回転期間は伸びるため
キャッシュ・コンバージョン・サイクル
も伸びていくことになります。
⇒選択肢アは誤り！
次に、選択肢イですが、仕入債務回転期間は
売上債権回転期間と棚卸資産回転期間の合算
より長ければマイナスになります。
したがって、誤りの選択肢ですね👀
そして、仕入債務回転期間が短くなると
キャッシュ・コンバージョン・サイクルは
長くなることがわかりますので
選択肢ウも不正解となります👍
総じて、棚卸資産回転期間が短くなると
キャッシュ・コンバージョン・サイクルは短く
なるという、選択肢エが正解です。
前回のお復習い📘
✅解答はこちらから：財務・会計(PDF)
本日のアウトプットはここまでとします！
引き続き、財務・会計に加えて
包括的に他の科目も、勉強を進めて
まいりますので、よろしくお願いいたします✨
中小企業診断士の概要💚
中小企業診断士の業務
中小企業診断士は、企業の成長戦略策定や
その実行のためのアドバイスが主な業務です。
加えて、中小企業と行政・金融機関等を繋ぐ
パイプ役、また、専門的知識を活用しての
中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動が
求められる人材になります。
過去の試験結果・統計資料
中小企業診断士試験【過去問】
✅試験問題
過去問演習を大切に、一次試験対策を
コツコツと進めてまいります💚
資格勉強という手段を有効活用したい💖
私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈
大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではないということです。
資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です！
私がこれから学習していく中小企業診断士は
国家資格試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、中小企業診断士は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍
なお【中小企業診断士試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。
①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること
毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験＆合格を目指します🔥
今後とも、私と一緒に中小企業診断士試験対策
を進めていくことにしましょう💖
試験対策用の勉強記録投稿は
以下のマガジンに整理してまいります🔖
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにマガジンにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます！
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