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愛を込めてフルーツを



皆さんお疲れ様です。
日本の物価の3倍といわれているオーストラリアで1ヶ月半の食費を2万円に抑えて絶賛ドヤ顔中の草場です。

やっぱり自炊が大事なんですね。
金銭面的に余裕があって毎日外食してた自分をぶん殴ってやりたい気分です。




まぁそんなことはさておき
今日はオーストラリアにあるみんな大好きWoolworths(ウールワース)というスーパーの話。


Woolworthsはオーストラリアにある大手スーパー。
そんなWoolworthsでよく見かけるのがこれ。

ホームステイ先の子供(ジェイくん)


「Free fruits for kids」と書かれた
フルーツいっぱいのカゴ。


実はこれ、買い物中に子供達が自由に食べていい
フルーツなんです。


2015年11月からWoolworthsで始まったサービスで、オーストラリア政府が推奨する「2&5」(1日に2つの果物と5つの野菜を食べよう)という取り組みをサポートするもので、オーストラリアを「健康的な国にしよう」という目標から出来たサービス。


実は、2014年-2015年のAustralia Bureau of Statisticsの調査によると、成人の約63%が体重超過または肥満、5歳〜17歳の子どもの約27%、4人のうち1人が肥満と報告されているそうです。



成人の6割が体重超過も問題ですが、
子供が4人に1人は肥満というのはかなり深刻な問題ですよね。


なのでスナックやジャンクフードの代わりにフルーツを食べて健康になって欲しいという想いからこのサービスが導入されたんだと思います。



しかし、健康目的だけではなくて、買い物中の子供を大人しくさせるという目的もあるみたい。


僕的には、これはいい目的だなって思いました。


たぶん今までだったら、
「ふーんそんな意図もあるんだ」
くらいに思ってただろうけど、


ホームステイで1歳と4歳の母親を側で見てて、 
それがどんなにママ・パパにとって有難いかが分かったから。



子供の健康にだけじゃなくて、子育て中のママ・パパにも優しい素敵なサービス。

ただ、反対意見あるみたいで

「ショッピング中に汚い手で、しかも洗ってないフルーツを皮のついたまま食べるのは衛生的でない」
「親の目の届かないところで食べられると困る」
「子供が捨てたバナナの皮ですべってけがをした」

などなど。
個人的には果物を取るかどうかは個人の選択だし、面白い取り組みだと思うのでぜひ続けて欲しいと思う。



おしまい。


可愛いからハロウィンの時に撮った写真も置いとこ。

ハロウィングッズを握りしめるジェイくん
(1つも買ってもらえなくてしょげてた。)

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