「休日のすごし方」とのお題ですが、何をしているのだろう・・・。
あまり意識していないのですが、気が付けばYouTubeばかり見ています。
中小企業診断士という立場から見て、参考になるチャンネルは「令和の虎」です。
昔「マネーの虎」というテレビ番組があったことを覚えているでしょうか?
私は学生でしたが、興味本位で見ていました。
マネーの虎の復刻版が「令和の虎」です。
簡単に内容を説明すると、志願者が5人の「虎」と言われる社長の前で、自分のビジネスプランをプレゼンします。虎が志願者のビジネスプランに共感すれば、「お金」が出ます。共感を得られなけば「0」円提示を受けて、社長から「お金」を得ることが出来ません。
虎の出した「お金」が出資者の希望金額に達すれば、ALLとなります。(志願者の希望した金額を社長から出してもらえます。)希望金額に1円でも達しない場合はnothingとなります。(お金を出してもらえません)
私は元銀行員であり、数多くの社長と面してきました。どちらかと言うと「虎」の立場に当たります。そして、今は中小企業診断士を生業としています。
これを見ると、志願者がどれだけ自分のビジネスについて詰めているかが問われます。自分のビジネスについて良く考えている社長とあまり考えていない社長とは、一目瞭然で分かります。
「虎」の質問攻勢に志願者がどれだけ耐えられるのか?これが一つの見ものである。
銀行融資の場合は、融資したお金が返済になるかという確実性が求められます。令和の虎の場合は、「融資」という出資形態もありますが、「投資」という形態が多い。これは志願者のビジネスが成功すれば、大きなリターンが得られるが、ビジネスが失敗した場合は一銭も返ってこないハイリスク・ハイリターン型の投資である。
「投資」の場合は、金も出すけど口も出すということが多い。つまり投資と融資では虎の判断基準が変わってくる。つまり投資の場合は、虎自らがビジネスに携わるので、ビジネス自体に魅力が湧かないと投資対象にはならないのである。つまり「ワクワクさせる力」が志願者に求められる。
ここまで書いてきたが、やはりYouTubeを見てもらうことが一番早いかもしれません。私は一度見たらハマってしまいました。
皆様はどうでしょうか?