上海家庭料理を食べ続けてギネスに挑戦してみた
こんにちは
香港在住のハザカイユウさんの記事を読んで
料理見てたら状況は違いますが共感できたので
僕の場合の中国家庭食事の裏話をご紹介
■僕の場合■
僕の妻は上海人(劉さん)
初めて彼女の家に行った時に両親が
日本人が家に来る!と
はりきり ごちそうを用意してくれて
上海家庭料理を初めて食べました
まぁ一般的な家庭料理で派手じゃなく
普通に美味しい料理です
しかし、問題は 味じゃなく
僕は
同じ料理を長い年月、食べ続けています
というのも日本人が一体何が好きで嫌いか
なんて両親には全く分からず
初めて食べた時に
美味しいか!と聞かれ
美味しいです!と答えていたので
その料理のみ必ず毎回出るようになった
これなら日本人も食べてくれると
思われたっぽい
正直、
口に合わない料理もあるけど
美味しいか!と聞かれ
美味しいです!と答えるでしょ!普通
一応常識あると思ってるから僕
上海料理は甘い味付けも多く
濃い味も多い
豚の角煮とはか有名で
家庭料理でよく出てくる
美味しいけどサイズも大きく甘いので
2つも食べたら十分満足
美味しいか!と聞かれ
美味しいです!と答えるとじゃ沢山食え!と
皿にのせられる
いやいや・・・
そこまで好きじゃない
でも言えない(笑)
妻の両親は上海語なので
理解不能
そんな事だから
家に行っても
直接会話する事はなく
妻が間に入って訳してくれる
そんな調子だから
黙々と目の前のご飯を食べる事になる
両親は気を遣い僕の目の前に
残ってる料理を
置かなくてもいいのに
置いてくれる
少なくとも月に1度や2度は家に呼ばれ
食事をする機会があり
毎回 ほぼ同じ鉄板メニューが登場
チンゲン菜の炒め
エビとさやえんどうの炒め
パクチーと豆腐の和え物
見たことない魚の蒸しもの
豚の巨大な角煮
骨付 たちうおの揚げ物
自慢の特製 鳥ガラスープ
などなど
季節により多少の変化はあるが
だいたい このメニューは鉄板
一つ一つは美味しいんだけど
同じもの12年連続ミシュランガイドのように
いや それ以上に僕は食べ続けてるから
流石に飽きる っていうか
もう一生食わなくても生きていける
できる事なら見たくない(笑)
日本人は海魚好きだろ!と言われ
普段両親は川魚しか食べないのに
わざわざ見たことない魚を買って蒸してくれる
その見たことない魚は誰も手をつけず
妻も一口くらいしか食べないのに
僕が好きだからという理由で
毎回買ってきて作ってくれる
見たことない魚を見て
美味しいか!と聞かれ
美味しいです!と答えるしかない僕
喜ぶ母は 残さず食え!と
上海語で勢いよく言われる
っていうか一緒に食べるの手伝えよ!
何年も毎回、同じもを一人で食えるかよ!
しかも何ていう魚なんだよ
それでも
美味しいか!と聞かれ
美味しいです!と答えると
持って帰って明日も食べろと
中国人の得意技の
お持ち帰りさせられる
いや・・・マジで本当に要らないから・・・
とも言えず見たことない魚を
タッパに入れて持たされる
もちろん僕は笑顔を忘れない
常識あるから
と同時にどうやって
見たことない魚を
妻に
ばれずに捨てるか考えてる
非常識な人間でもある
妻に
両親は僕がこの料理しか
食べないと思われてないか?
と10年連続記録更新中のある日の夜に
聞いた事がある
考えすぎじゃない?と 一言で一掃された
いやいやいや・・・
その事しか もう10年間考えてませんけど僕
あんたの親と食事するのが辛い!とも言えず
でも流石に妻の両親だし余計な事も言えないし
変に触れない方がいい気もするし・・・
今更感もあるし・・・
僕さえ我慢すれば日中関係はうまくいく
これをキッカケに戦争になっては困る
火種は小さなところから起きるからね(笑)
とはいえ
見たことない魚も一人で全部は食べれないから
流石に残すと残りは両親が飼ってる猫の
えさになり僕の足元で見たことない魚を
猫が美味しそうに食べてる
10年後に猫の意見も聞いてみたいが
猫のために
見たことない魚を買ってる説が気になる
そして旧正月も家に呼ばれ食事をしたけど
やっぱり
鉄板メニューは健在!
おーい誰か!ギネス審査員呼んでくれ!
これ認定されてもいいんじゃないか?
こうなれば両親に一言言いたい
他に山ほど中華あるだろ!
とだけ言いたい
中国って面白い!