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HSPで双極性障害で転職5回の僕が、コロナ禍でもメンタルを安定させられている理由
はじめまして、僕の名前はけんごです。31歳の会社員です。
さていきなりですが、まずはじめに皆さんに謝りたいことがあります。
タイトルに「メンタルを安定させられている」と書きましたが、これは半分本当で、半分嘘です。ごめんなさい。
(いきなり嘘かよ・・・)
と思ったあなた、
どうか最後まで聴いてください。
メンタルが不安定で仕事も続かず辛かった日々
僕は現在、31歳、旅行会社に勤める会社員(2年目)です。
大学2年生のときに「双極性障害」という気分や体調の波が激しく生活や仕事に支障をきたす病気を発症してからというもの、
大学を中退、2年間のニート期間を経て、飲食店でアルバイトをしながら中学校バスケ部のコーチをしたり、整体師の養成スクールに通った後は、整骨院、2ヶ所の介護施設と、短期で職を離れ転職を繰り返してきました。
その後の2年間は仕事に就くことが怖くて、就職ができないまま時間だけが過ぎていきました。
偽りの自分を演じ続けてきた子ども時代
メンタルが不安定で落ち込みやすかったり、自分を責める癖というのは、大人になってからというわけではありません。
思い返すと中学生の頃からいつも「自分は何のために生まれてきたんだろう」「生きる意味って何なんだろう」と答えの出ないことを一人で悩んできました。
また、根っからの真面目で、学校でも表彰されるほど優等生(自分で言う?)な僕は、いつも人の目を気にして、自分がやりたいことよりも他の人の気持ちを優先して生きてきました。
何よりも辛かったのは、ささいな悩み事から生きていることが嫌になるほどの悩みまで、親にも先生にも友達にも恋人にも、誰にも相談できなかったことです。
明るく見せても、明るい自分を演じていても、心には深い闇を抱え続けてきました。
それでも「自分らしく生きること」は諦められなかった
大人になってからも、まともに仕事が続かない自分を責め、恋人ができても心を開くことができず1年足らずで気持ちがなくなりフってしまう自分に哀しくなり、「消えてしまいたい」と思いながら無気力な日々を過ごすことも多くありました。
それでも心のどこかで
自分らしく生きたい
とくすぶる想いがありました。
何度挫折しても、無断欠勤をして会社に迷惑をかけても、無職で友人の結婚式に参加して惨めな思いをしても、それでもこのまま終わりにしたくはありませんでした。
自分らしく生きるための方法を模索し、実践し始める
2つ目の介護施設を退職してからは、双極性障害を持つ自分をひとまず受け止めて(心の底では受け入れていなかった)、障害者の就職を支援する「就労移行支援事業所」に通い始めました。
再起を決して通い始めはしましたが、ここでもすぐにメンタルが崩れ、うつ状態となり無断で休んだり、かかってきた電話を無視して布団にくるまるような日々が続きました。
ちなみにうつ状態になったときというのは、僕の場合
電話がものすごく恐怖に感じられます。
本当に怖くて怖くて、出ることができなくなってしまいます。(共感してもらえますか・・・?)
ただそんなメンタルの状態も数週間すると多少は改善されて、なんとかまた通えるようになりました。
それからというもの、自分らしく生きるために様々な本を読み、その中のワークを実践したり、自分の価値観をノートに書き出したり、心理学のセミナーに参加したりもしました。さらに初めて病院での心理カウンセリングも受け始めました。
他にも
●睡眠時間や気分・体調などをアプリで毎日記録する
●毎日その日にあったHappy(嬉しかったこと)を2つ書き出して、「幸せだなぁ」と言う
●「ないもの・できないこと」ではなく「あるもの・できていること」に目を向ける
●自分の良いところを100個書き出す
●親に対して抱いていた感情をひたすらノートに書き出す
●自分がHSP(繊細さん)だと知り、このままの自分でもいいんだと安心する
●自分が幸せを感じられることを最優先にして、「人のためになっても自分の喜び・幸せにならないこと」はやめる
こうしたことを、できる範囲で実践していきました。
そこから少しずつ、本当に少しずつ(はじめはまったく自覚できない程度に)メンタルの波が小さくなったり、自己肯定感が高くなって前ほど自分を責めなくなっていることを実感するようになりました。
“半分嘘”の意味
冒頭に僕は「メンタルを安定させられている」というのは半分嘘だと言いました。その意味をお伝えする前に、一つ質問させてください。
あなたは、「メンタルが安定している」というのはどういう状態だと考えますか?
もしも「毎日浮き沈みもなく穏やかで楽しくてやる気もあって、目標に向かって行動し続けられる状態」という答えであるなら、僕の「メンタルを安定させられている」はやはり嘘になります。
でも、僕の答えは違います。
僕にとっての「メンタルの安定」とは
「毎日変化する自分の気分や体調を自覚して受け入れ、そのときにできることを、良いときにやりすぎず、悪いときには悪いときなりにできる状態」
を意味しています。
つまり、やる気がなくてもいいし、いつもよりも仕事の効率が悪くても、イライラしたり落ち込んだりしても全然いいのです。
「不安定でいい」
のです。
“半分本当” と言ったのは、まさに今現在は、年間を通して大きく崩れることなく、不安定な自分自身を受け入れてそれなりに幸せを感じながらも目標を持って生きていられているからです。
これが “半分本当で半分嘘” の意味です。
自分と同じように悩む人を救いたい
あなたはいつも元気であることを目指していますか?
毎日やる気があって落ち込むことなく過ごしたいと思いますか?
僕も、昔はそう考えていました。だって、落ち込むのも、やる気がなくなって昨日までの自分と同じようにできないのは辛いですもんね。
でも元気がないことややる気がないことが辛いんじゃなくて、本当は「元気がない自分はダメだ」とか「やる気がない自分じゃダメだ」と自分が自分を責めることが一番辛いんです。
どんな自分でも、これでいいや
と思えたら、強いです。
まとめ~生きる意味~
相談することが苦手でいつも一人で抱え込んできた僕が、
他人の目を気にして自分のやりたいことすらわからなくなっていた僕が、
メンタルの波に振り回されてどう生きていいかわからなくなっていた僕が、
同じように辛い思いをしている人たちを救えたら、
これまで悩んできたことにも意味があるような気がします。
それこそが生きる意味になる気がしています。
今は辛くても、あなたが「楽に・幸せに」生きられるようにこれから言葉をお届けしていきます。
どうぞよろしくおねがいします(^^)
長文を最後まで読んでくださり本当に本当にありがとうございます!
けんご
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《次回予告》
『僕のメンタル安定に役立ったこと100選』
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次回もお楽しみに。