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【間取りコラム】回遊動線deダイエット

『回遊動線にすると、行き止まりがないので
見通しが良くなり開放感が感じられます。
 お部屋がとても広く感じられますよ。』

家作り中私は、限りあるスペースをいかに家を広く魅せるか、に躍起だった。
回遊動線、勿論即採用である。

努力の甲斐があり、開放感の感じられるお家になったと満足している。

結果として我が家は行き止まりがない。
リビング→ダイニング→キッチン。
扉もなく自由にぐるぐる回れる。

今の家に引越したのは長男が1歳の時。
通せんぼを使おうと考えるも、あまりに開放的過ぎる間取りに何処を通せんぼすれば良いのか分からず、結果的に諦めて使わなかった。

キッチンに来れないようにするには2箇所(両サイド)を止める必要がある。
 ↓
開放的な間取のため両サイドの通路幅が広い。
 ↓
突っ張り型が使えない。
 ↓
置くだけ通せんぼを置く。
 ↓
通せんぼをずらして突破される。

回遊動線•開放的な間取りのデメリットである。
息子には通せんぼ突破という大きな達成感を味わせてあげる事ができた。


その結果何が起こるかというと、

引き出しをあけたり時には椅子を移動し踏み台にして調味料やらお菓子やらを勝手にほじくりだす。
 ↓
私、怒って追いかける
 ↓
息子、走って逃げる。4歳。足も速いし体が小さい分小回りが効く。
 ↓
33歳の私には全然追いつかない。
 ↓
何周まわっただろう。疲れる。
 ↓
やっと捕まえる。
 ↓
走って疲れた。
 ↓
お菓子を食べて疲労回復をはかる。


毎日のルーティーンである。
私は怒る気力を途中から無くし、息子は楽しそう。行き止まりが欲しい。

ただ、

摂取カロリー < 消費カロリー

なのだろう。
私は妊娠前よりも痩せている。

回遊動線はオススメである。

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一級建築士なよこ|注文住宅のぼやき
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