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あなたにとって一番大切なものはなんですか?
「生き延びている目をするのではなく、生きている目をしたい」
オードリーの若林正恭さんの著書「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読み、ぼくが生きている上で意識していることである。
「生きている目」というのは、よく色んな人が言う「明日死んでもいいように生きなさい」という意味に近いと思う。
この本は「生きている目」をしたいと必死にもがく、一人の男の物語である。
*
ということで、今回紹介する本は、萩原浩さんの「神様からひと言」です。
大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。
この小説を読んだ後、ぼくが思ったことは
「自分にとって一番大切なものってなんだろう?」
というものでした。
家族、恋人、友達
仕事、お金、地位
大切なものと聞かれて浮かぶものは、人によって違いますが、これらがぼくはパッと考えて浮かびました。
忙しい日々を送っていると、「一番大切なものは何だっけ?」と考える暇もなく、流れに身を任せて、時間が進んでいきます。
「ずっとこの会社にいることは幸せな選択なのか?」
「こんなに働いてるけど、家族との時間をもっと大切にするべきなのでは?」
など
何が自分にとって大切なのかがみなさんは整理できていますか?
しかし、これが整理できていて、何が大切かわかっていたとしても行動できない場合があります。
それが「典型的な大人とはこのようなものだ」
というレッテルです。
そのレッテルを逸脱する行為は、すごく勇気がいるし、体力も使います。
周りからの目
自分の行動力
ここら辺が気になりますよね。
ですが、この小説の主人公を見ていると、行動する勇気は必要なんだと気づかせてくれます。
「行動する勇気をくれる」
「働く人に勇気を与える」
そんな小説になっています。
現状に不安を感じている方
仕事に対して悩みがある方
にオススメです。
興味のある方は是非、読んでみてください!
2021年9月14日 けんぼーい