友人と起業、不仲説。
「goyemonって、喧嘩したことあるの?」
goyemonを立ち上げてから7年、これが最も多い質問である。
周囲から聞かれることもあるが、インタビューや取材でもこの手の質問は必ずと言っていいほど出てくる。
23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブランド「goyemon」を立ち上げてから7年、自分たちのアイデアを商品化し続けることで、クラファン総支援額8,200万を達成したり、ありがたいことに世界的ブランドやセレクトショップとのコラボまでさせていただいている。
ブランド立ち上げ前は「友達と起業をする」ということに周りから反対されることが多かった。その理由のほとんどが、「友達との起業は不仲になって終わる」というものだった。
しかし今現在、「喧嘩」と呼ばれるような言い争いや揉め事は、起こっていない。厳密に言うと、「喧嘩」が起きない仕組みを作っているのである。
「どうせ高校時代から仲が良かったからでしょう」と思われるかもしれないが、この内容は、友人同士でブランドや店舗を運営していたり、チームで事業をされている方には特に実践して欲しい。
雨降って、地は固まらない。
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