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記憶と感情の封じ込めと暴発
アダルトチルドレンは、良くない意味での子どもの頃の記憶を大いに引きずって、生きてきました。
それがために苦しかったのですから、楽になるには。
この引きずってきたものを、ちぎってみる必要があります。
記憶が、自分から離れていきました。
するとそれが第三者的に、客観的に見えるようになる(これについては最初、不思議な感覚を覚える)。
ここでの第三者的、客観的というのが、重要であり、また証拠でもあると思います。
それは、「自分の見方・考え方」が戻ってきたということに他なりません。
第三者的、客観的と言っても。
主体はあくまで自分なんです(当たり前と言えば当たり前なものの)。
一方では、この時に至って初めてちゃんと、認識できます。
苦しみの原因を。
遡ってそれまでは、ずっと正体不明な何かに追われているように、ただただ苦しかっただけでした。
でもその原因は、「自分の見方・考え方」が、まるでわからなかったからであり。
そのひどさだったり、それによって自分が失ってきたことだったりも含めて、すごくクリアにわかるようになります。
と、断言の形で書いてしまいましたが。
以上は、私のこれまでの経緯を超簡単にまとめたものです。
一言でアダルトチルドレンと言っても、記憶も個性も経験も克服の方法も、人によって大きく違うはず。
なので「みんな絶対そうだよ」と断言できる話ではありません。
ただ以上は、アダルトチルドレンが克服に向かう中では。
どこかで大なり小なり経るプロセスには間違いなさそうとは、考えています。
しかし私の場合は、きっと。
記憶と感情の、封じ込め具合。
これがとてつもなく、ひどいものだった。
もちろん、同じことの繰り返しですが。
そのひどさ大きさを、個性も何もかも違う他人とちゃんと比べることは、おそらく叶いません。
ですが今思えば、自分の過去に。
暴発した経験がいくつかありました。
なんで自分がそんなことになってしまったのか
長いこと自分でも、よくわからなかった暴発です。
その詳しくは割愛しますが、しかし今思えば。
複数あるその経験のどれも、封じ込めていた記憶と感情が暴発したが故だったんだと、わかります。
当時付き合いのあった、他の人がしないであろう暴発。
自分でも何かにとりつかれたように出てきてしまった暴発。
それはそれは、強烈なエネルギーでした。
同じ分だけ、記憶と感情を封じ込めていたんだと。
今でははっきりと思いますし、そんな過去の自分も第三者的に、客観的に見ることができます。
お付き合いいただき、ありがとうございました!