おっちゃん、元気にしてるかなぁ
こんばんは!
ケミオです。
今日は、近所をちょっと散歩して、お気に入りの中華丼をお店で食べたくらい。
あとはかなり、寝ていました。
本当、寝ていたいんです。
今週はEMDRの後、ずっと体調が良くなかった。
頭も重い。
話は変わり、ヘッダーの画像は近所の無人野菜販売所(これが正式名称なのかはわかりませんが)です。
前を通ったので、パシャリ。
こういうの、実は好き。
なんか、人への信頼と愛情を感じます。
お金も野菜も、盗まれても不思議ではありません。
なので、通りを歩けばこれを目にする人を、完全に信頼しきることでしか、この販売形態は成り立たないと思います。
今日の私も、その一人。
この販売所を設置した人と、野菜をここに持ち込んだ人からの、ほとんど「欲しかったら持って行っていいよ」と言っているような、慈しみを感じます。
お金も、あなたなら大丈夫でしょ的な。
都会の無人販売所には必ずある監視カメラも、ここにはありません。
人もカメラもないのは、人通りがあまりない場所だからできるのかもしれませんが、とにかく、なんかこういう雰囲気が、私は好きみたいです。
そして野菜に関しては、そう言えば。
都内で結婚生活を送っていた頃、歩いて数分のところに、小さくも大きくもない青果店がありました。
青果店とはいえ、肉も魚も惣菜も売っていた。
スーパーに比べればかなりこじんまりしていたものの、食品スーパーで買えるものくらいは、ほとんどこの青果店でも買えたんです。
それでいて、スーパーより全然安い。
思い出すのは、「三つ葉一箱100円」。
5センチ幅くらいの三つ葉の袋が10個入ったのが、一箱です。
三つ葉が日持ちするうちに2人で食べられそうにないので、安いけど買うのはやめておきました。
それ以外にも、イチゴ1パックが198円とか。
あの頃はイチゴ、結構食べていたなぁ。
三つ葉もイチゴも、もちろん「大サービス品」。
これらに限らず、太マジックで値段と「サービス」「大サービス」と書かれたダンボールの切れ端が、その青果店のシンボルでした。
そして思い出深いのは、このお店のおっちゃんです。
都内でありながら、田舎の気前のいい八百屋のおやじと言った感じかもしれません。
毎週のようにそこで買い物をしていましたので、もちろん、顔見知りになりました。
このおっちゃんでレジをしてもらうと、たまに「これ持って行っていいよ」なんて言われることもありました。
漬物とか、賞味期限が近くなった餅とか。
勝手に袋に入れてくれたんです。
コカ・コーラの景品の皿を貰ったこともあったような。
お店もおっちゃんも、好きだったなぁ。
引越しで離れてしまうことになった時は、いつもお世話になったことへのお礼に、上級な茶葉をお渡ししました。
「うん、ありがとう。頑張ってね」なんて短い言葉が返ってきましたっけ。
おっちゃん、元気にしてるかなぁ。
今日もお疲れさまでした!