見出し画像

うつ状態にされたアダルトチルドレン

写真や動画により、昔の自分が目に入ることがあります。

そんな時、その自分を徹底的に弱い人間として眺めている自分がいる…。


ケミオです。

こんにちは!


冒頭に書いたことは、最近自覚することです。


見ようとしなくても目に入ってしまうのは、言ってみればアダルトチルドレン真っ只中の私。

毒親に精神を巣食われていては、それをまるで打破しようともしない私です。


それは、まるで申し訳なさそうに生きている、徹底的に弱い私…。


書いてみれば、何もそこまで卑下しなくてもよさげに、自分でも思います。

ですが感じたこと思ったことをそのまま書けば、こんな感じであることも確かでした。


関連してその自分は、うつ病の歴史を紡いできた私でもあります。

おそらくどちらかと言えば抑うつ状態または適応障害と思われますが、とにかく入院するほど重くはならなくても。

社会の一員として生きることを、繰り返し休まざるを得なくなっていた私でした。


しかし一方で。

この私のうつ病のメカニズム的なところについては、ハッキリ解明されたと思っています。


もちろん、世のうつ病の全てとは言いません。

あくまで私の場合。

さらには、メカニズムの解明とその対処だけで、私自身もうつ病が金輪際なくなるとは言い切れません。


ただ、私と同じパターンを経た人ならば、ほとんど当てはまっていそうだと思いますし。

それがわかることで、はるかにメンタルの対処のしようも生まれそうだと考えて、書いています。


それは。


やっぱり、自分のことがわからなかったから。

これに尽きます。


前置きが長かったのに申し訳ないですが、突き詰めれば結構単純な話です。


もちろん、医学の側面からすれば、私がうつ病になったのは多分に漏れず。

ストレスからです。


ただ私の場合は、世間的にはストレス耐性が低いということになるのでしょうが。

何をするにもちょっとやそっとで、絶望にさいなまれるようになっては。

すぐ体にストップがかかってしまっていました。


これを自分に生まれつきのものだと考えられれば、それでよかったのかもしれません。

実際、そう判断する人もいると思いますし、そこは人それぞれだと思う。


ただ私の場合は、何かに邪魔されてそのようになってしまう感覚がずっとありました。

そこでかくかくしかじか、アダルトチルドレンの克服に向かったわけです。


その何かというのが毒親であり機能不全家族だったわけですが、今日はそれについては横に置いておきます。

とにかくこの見立ての元での、私がうつ病を繰り返した理由が。

「自分のことがわからない」になります。


どういうことかと言うと。

まずもって、自分で自分のことがわからないというのは、そのこと自体が大きなストレスです。


いつ何をしても、誰といても、自分のことがまるで見えていなければ行方不明な状態。

それは、自分自身のことすら予測もコントロールもすべて不可能であるということ。


そんな状態からは、自分の身に降りかかるどんなことも、大きなストレスになります。

これだけで、普通の人のエネルギーを1とする私のそれは、0.3くらいになっていたはず。

そもそもいつも、動けなくなるまで間近のような状態だと言える…。


しかし、そんな状態でももちろん。

生きていれば、何かは必ず起きます。


そこで、これは繰り返しになりますが、どんなこともストレスとなって襲ってくる状態。

これにどう対処できるかも問われることになります。


ですが、私には。

その術もまるでありませんでした。


自分で自分のことがわからないというのは。

自分のエネルギーを満たす方法すらも、持ち合わせていないということです。


楽しいとか嬉しいとか、あるいはもっと単純に「良かった」でも。

とにかくそういう思いを通じてエネルギーを満たすことが、日常において叶うことはありません。


言ってみればエネルギーを満たすものは何もなければ。

逆に時間を追うごとに、落ちていく一方。


もちろん、ただでさえ少ないそれは、見る見るうちになくなっていきます。

早々に尽きて動けなくなるのは明白です。


と、長々と書いてしまいましたが。

結局のところは、まず自分で自分のことがわからないことで、エネルギーが低くなってしまっていたという出発点からして。

私はそもそも、うつ状態にされていた(全く動けないとまではいかなくても)。

そう言えそうな気がしてきました。


お付き合いいただき、ありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!