あの日から5年が経ちました
2017年1月27日
この日私は、双極性障害(躁鬱病)と診断されました。
そして、大好きな実の母が亡くなりました。
この日に、同じ日に、同時に起きました。
もう5年も経ったのか、
というのと、
やっと5年なのか、
というのと、
二つの想いが入り混じります。
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この日を境に、良くも悪くも私の人生は大きく変わりました。
病気と診断される8年前から病気の症状はちょくちょく出ていたので、診断がついてほっとしました。
でも、それと同時に、なんで私は病気になってしまったのだろう、と思いました。
ですが、病気の症状が激しく出ていたので、「もう、こんなのだから仕方ないよね」と、半ば諦めの気持ちに変わっていきました。
病気になっちゃったのだから、仕方がない。
意外とすんなりと、病気であることを受け入れられました。
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私は小学校の教員の仕事が大好きでした。
激務で、朝早くから夜遅くまで働いていました。
辛いことも多いけど、とてもやりがいのある仕事でした。
病気になってからは体調不良が続いたので、平日フルタイムの教員の仕事はもう厳しいな、と泣く泣く諦めました。
もしも病気にならなかったら、私は今でも教員の仕事を続けていると思います。
病気と診断されたことで失ったものが多いです。
変えようもない事実。
悔しい思いをたくさんしました。
でも、この5年間で、病気になったからこそ、出会えたことがたくさんあります。
病気がきっかけで、たくさんの同病の仲間と繋がることができました。
病気になったことで、ペン習字講師という、新しい仕事に出会いました。
病気になっていなければ、コワーキングスペースにも通っていなかったと思います。
コワーキングスペースを通じて、たくさんの宮崎の繋がりができました。
小学校の教員を続ける人生をずっと思い描いてきたけれど、これはこれで悪くないな。
いつの日からか、そう思うようになりました。
今は、自分の体調に合わせて自分のペースで働けるこの働き方の方が、自分には合っているのではないか、と思うようになりました。
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とにかく、今日でちょっと一区切りです。
あと5年後、10年後にはどんな未来が待っているかな?
すごく楽しみです。
これからも変わらずにぼちぼちやっていこうと思います。
ご一読いただき、ありがとうございました。