苦手な人や嫌いな人が教えてくれるわたしらしさとは
今、苦手な人や嫌いな人は身近にいますか?
その人が、仕事でどうしても関わらなければいけない人だったり、趣味の集まりの中の人だったり、離れるという選択ができればいいなと思いつつも、なかなか現実的には無理な環境に居るとストレスが溜まりますよね。
でも、そんな人から自分の大切な気持ちに気づくヒントが分かるとしたら、その人たちのことが今より苦手や嫌いと思わなくなったり、むしろ感謝してしまうかもしれないって思うかもしれないですよ。
今回は、苦手な人や嫌いな人からわたしらしさを見つけていく方法をご紹介していきます。
自分らしさって改めて聞かれるとよくわからないものだけど、自分で自分のことをちゃんと把握できるようになってくると自己受容感が高まって「そんな私も好きかも♪」って思える瞬間が増えてくると思います。
どんな感情も大事。
どんな感情を持っていても大丈夫。
どんどん自分を認めて、どんどん自分を好きになって、この世を自分らしく思う存分に楽しんで行きましょう。
嫌な気分を無意識に選択している
まず、前提として知っておいて欲しいのが、起こる現実はあなたの内的な状態がすでに決めているということ。
この人苦手だな、この人嫌だなと思う時は、そう思う前から苦手で嫌な気分になると自分で決めていることになります。
「え、それってなんだかよく分からないけど・・・」
そう思うのも無理はないと思う。だって、わたしもはじめはそう思ったから。
わたしも一時期、苦手で嫌な人が自分の周りに多くて、なんでこんな環境にいるんだろうって思ってた。だけど、心理学を学んでいくうちに、いる環境は変わらないのに今まで苦手で嫌だなって思っていた人に対して全然そう思わなくなったという経験をした。
それは心の扱い方を学ぶって面白いなー!!!と感動した瞬間でした。。
でも、今思うと当時のわたしは普段から「苦手で嫌」という気分にアクセスしやすかった。常にネガティブな意識でいることが多かったし、機嫌も悪かった。それは周りの状況がそうさせているって信じていたんだけど、まさに自分で創り出していた現実だったんですね。
でも、自分の心の取り扱い方を変えたとしても、現実問題として苦手で嫌いと思う人は出てきます。だから、どうせならその人たちを「自分のことを理解するために、今、目の前に来てくれている」と思って自分を知っていく時間にする方が生産的だと思うんです。なので、その時間を生産的なものにするために次のことを意識してみて欲しいと思います。
状況と場面
早速質問ですが、その人のことを苦手だな、とか、嫌いだなと思ったのはどんな状況でどんな場面でしたか?
その人のどんな行動や言葉に反応したのか、もしくはどんな場面でその表現の仕方が気に食わないと思ったのかなど、ますは状況や場面を特定していきます。
例えば、わたしだと、介護施設で働いている時、ある利用者様にスタッフのAくんがいじるような対応を見た時、とても不快に思いました。身体や脳が衰えてきているとはいえ、相手は人生の大先輩です。Aくんは笑いをとろうと思ったのかもしれませんが、わたしにはその対応の仕方はとても相手を不快にさせるだろうな、と感じてとても嫌な気分になります。それにAくんはその利用者様だけでなく、他のスタッフにもよくいじるような場面が多々あります。「人によってはそれ傷つくでしょ・・・」と思う場面が多いので、わたしはそんなAくんのことが嫌いだし苦手。
こんな風にどんな場面や状況を苦手だな、とか嫌だなと感じるのか、映画のワンシーンを切り抜くように焦点を絞っていきます。
自分が苦手だな、と思うような場面はどんな場面なのか。
自分がこの人嫌いだなと思うのはどんな場面や状況なのか。
ちょっと思い出してみてください。
自分の中にある信念や価値観を見つける
苦手だな、とか嫌いだなと思うような場面や状況が特定できたら、今度はなんでそれを苦手だな、とか嫌いだなって思うのか自分のどんな信念や価値観がそう思わせてくるのか、自分はどんなことを大切にしたいと思っているのかに注目していきます。
わたしの場合だと、人をいじるという行為は下品だという価値観がある。それに人には誠実に対応したいという信念もある。いじるという行為はやらなくていいことだし、人によってはとても不快に感じる場合があるから(というか、わたしがいじられるのが苦手で嫌い)あえてやらなくていいという価値観があります。わたしはあえてリスクのあるような行動で対応しなくても誠実に真っ当に気持ちよく接したいという信念が強いんだな・・・思いました。
だから、自分の信念や価値観を大事にしていない場面をみるととてもモヤモヤする。自分の信念や価値観を大事にしていない人には苦手だな、と思ったり、嫌いだなと思ってしまいます。
だから、人をいじったりするのはわたしらしくない。
誠実に、真っ当にお互いが気持ちよく過ごせるように接するのがわたしらしさになります。
そして今回の注目してもらいたいのは、わたしの場合で言うと、いじっている人を苦手だな、嫌いだなと感じるのもわたしらしさであるということ。
人のことを苦手だな、嫌いだなってネガティブに思うことってなんだかよくないことのように思えますよね。なのにそれが自分らしさなんて言われるとちょっと抵抗したくなるのですが、冒頭でも書いたように【どんな感情も大事】【どんな感情を持っていても大丈夫】。
むしろ、そういう状況や場面でそう思ってしまう自分が【居る】と、どんどん自分を認めていくとあることに気が付くと思います。
そう、わたしはその状況や場面が苦手で嫌いなのであって、Aくんの全部が苦手で嫌いなわけではないということ。
ここ、とっても重要なところ!!!
つい、その人の一部分が嫌いで苦手だとその人自身のことを嫌いで苦手になってしまいがちですが、いろんな自分がいていいんです。そういう場面もあるし、そうでない場面や状況もたくさんある。
そんな風に部分的にその人を見ていけると気持ちが楽になりませんか。
そしてこれは自分自身にも言えることで、いろんな自分がいて自分なんですよね。
会社員としてのわたし、母親としてのわたし、娘としてのわたし、女としてのわたし・・・。
でも、【この自分こそ自分】って一部分に執着してしまうと、とても生きづらい人生になってしまいます。
なので、相手のことも、自分のことも部分的に見ていく視点を持つことで、生きやすくなってくるのかな、って思います。
まとめ
今回は苦手な人や嫌いな人から、自分らしさを見つけていく方法をご紹介しました。
どんな感情も大事。
どんな感情を持っていても大丈夫。
わたしって、そんな場面でそんな風に思っていたんだな、とか、そんな信念を大事にしていたのか、とかいろいろと気づきがあったんじゃないかなって思いますが、いかがでしたか。
もし、こんな気づきがあったよってことがあったらコメント欄で教えてくださいね!これを読みに来てくださった方の参考になるだろうし、何よりわたしが喜びます♪
いろんな自分を知って、どんどん自分を認めて、どんどん自分を好きになって、この世を自分らしく思う存分に楽しんで行きましょうね。
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