- 運営しているクリエイター
記事一覧
USCPA合格体験記⑰:BECその2-ライティング対策は文法書の例文を口頭で暗記すること
日本では英語の勉強法の開発が盛んで、書店もamazonにも無数の参考書が並んでいますが、結論としては、どの参考書でも良いから「例文を口頭でスラスラ言えるようになるまで練習する」しかないと思います。
例文を口頭でスラスラ言えるところまで練習しておけば、何か言いたいことがある場合、いくつかの文法を組み合わせることで表現することができるようになります。書くのではなく口頭でやる理由は、書く時間が無駄なの
USCPA合格体験記⑯:BECその1-ライティングが合否を分ける
BECは自分にとって親和性の高い科目でした。勉強もスムーズで、比較的短期間で学習が終了しましたし、模試や本番の点数も良好です。BECの受験時からアビタスの模試のバージョンが変わったため、平均点やMC/TBS/WCの情報も以下に記載しています。
模試1回目 2021/7/23(10.02) 得点89 受験者平均点72.0(合格者平均点は本記事執筆時点では未公開)
模試2回目 2021/7/24(1
USCPA合格体験記⑮:AUDその2-英文を早く読めるようになるにはとにかく多読多読多読
AUDに限らず、英文を早く読める方が考える時間を多く確保できるため有利です。仕事においても日々の情報収集においても同様です。一般的な日本人の英語読解スピードは遅すぎるため、勉強方法のチューンアップが必要です。
ある程度のレベルの英文を分速120〜150words程度で読めるようにしておけば(たぶん平均的にはこの半分くらいのスピードです。)、少なくともUSCPAの試験本番では、英語を読む速度が遅いか
USCPA合格体験記⑭:AUDその1-AUDは面白いが確信を持てない問題が多い
知人に「AUDの勉強は面白い」と言ったところ、「そんなことを言うのは對馬さんくらいだよ」(まじめすぎ〜の意味)と笑っていましたが、事実AUDは面白いと思います。監査の意義、手続きや視点を学ぶことで、監査を受ける側としてどんなことに気をつけるのがよいか、内部統制で問題になりそうなのはどの部分なのか、実務面で参考になる論点が多かったからだと思います。
分量自体が少なめということもありますが、FARを4
USCPA合格体験記⑬:FARその4-本番は辛くても最後まで諦めずにやり切る
前回の通り、模試の出来が悲惨だったためどうしようかと思ったのですが、それまでにもう半年近く勉強してきているため、ダメもとで受験することにしました。ダメだったらもうやめようくらいの気持ちでした。
模試が終わった後、全ての問題について解説を読みながら内容を確認していきました。1回目の模試は、そもそも時間配分を間違えて最後まで回答できなかったことが大きな要因なのですが、1回目も2回目も、落ち着いて考えれ
USCPA合格体験記⑫:FARその3-模試による本番準備で必ずやるべきは「試験慣れ」と「撤退準備」
アビタスのFARの模試は難しいと思います。多分ほとんどの人が自信を失うと思います。僕の模試と本番の点数は以下の通りです。
模試1回目 2021/3/20(12.01) 得点53 合格者平均点60ちょっとの記憶
模試2回目 2021/3/27(10.01) 得点56 合格者平均点???
本番 2021/4/11 得点87
※括弧内はVersion
試験のバージョンが変わったため、
USCPA合格体験記⑪:FARその2-英語で勉強(解答)するよう頭を切り替える
本当に重要だと思うので繰り返しになりますが、アビタスの問題集を解説まで全て覚えきってしまえば合格ラインに届くので、ネットに転がっている "妙な" 解説記事のような「重要ポイントのまとめ」とかは不要です。僕も、そのような記事の執筆者の大半たちも、USCPAの試験を1度か2度しか受けていない「素人」なのですから、プロである予備校の教材を使うべきです。
noteをいくつか見ていたら有料記事まであるよう
USCPA合格体験記⑩:FARその1-英語で試験勉強する習慣の確立が大事
それぞれの科目についても少しだけ触れておこうかと思い、今回はFARの受験記を書いてみます。
とはいえ、基本的な考え方としてはこちらの記事に書いた通り、
アビタスの問題集を解説まで全て覚えきってしまえば合格ラインに届く
というスタンスです。
なので、ネットに転がっている "妙な" 解説記事のような「重要ポイントのまとめ」とか「覚え方」とかは書きません。僕は所詮(そしてそのような解説記事を書いてい
USCPA合格体験記⑨:勉強して良かったと思うこと
最近、USCPAの認定証がアメリカから届きました。ぺらっとした紙ですが、なんとなく雰囲気は出ています。
今回は、勉強して良かったなと思うことを書きます。
こちらで書いたとおり、特に転職などの目的でもなかったため(スタートアップに転職した後にこの勉強を始めました)、純粋に実務面の話です。また、あくまで規模の小さなスタートアップの管理部での話です。ただ、僕は採用側でもあるため、採用側の視点も最後に少
USCPA合格体験記⑧:勉強の方法その4-テキスト不要。問題集だけ。解説まで記憶する
勉強の方法シリーズの最後に、教材の使い方と、問題集に取り組むときに正解とする基準(どの状態になったら◯として良いのか)について記載します。
僕の場合は他の勉強でも同じですが、テキストを最初に読みません。
いきなり問題集をやります。
特にアビタスの問題集は、見開いて左ページに問題、右ページに解説というのが基本パターンになっていますが、解説がかなり詳しいので、わざわざテキストを開く必要がありません(
USCPA合格体験記⑦:勉強の方法その3-第3クール完了+受験
いよいよ最後の第3クールは受験直前の総復習です。試験の直前1〜2週間(FARは2週間、その他は1週間程度)で一気に全体を確認します。
第3クールでは、第1クールと第2クールで間違えた問題、つまり赤いレ点と青いレ点がついている問題に取り組みます。間違えたら、今度は緑色などでレ点を付けておきます。既に第1クールと第2クールで何度も復習している問題なので、第3クールではあまり間違えないため、緑のレ点と
USCPA合格体験記⑥:勉強の方法その2-第2クール完了+模試チャレンジ
前回書いた通り、第1クールでは間違えた問題を復習しながら新しい問題にも取り組んでいくため、1冊の問題集の最後に到達するまでに1〜2ヶ月かかると思います。前回のイメージでは、問題2には、1日目(不正解)、2日目(不正解)、3日目(正解!)と3日連続で取り組みます。3日目に正解して以降はしばらくやりませんので、1〜2ヶ月かけて問題集の最後に辿り着いた時にはやっぱり忘れてしまっているのですね。なので第2
もっとみるUSCPA合格体験記④:100万円かかります(その2)
⑨ライセンスサポート(アビタス):1万円
合格後、USCPAとしてWA州に登録するためには、職務経歴等が十分であることを評価してくれるUSCPAライセンス保持者のサインが必要なのですが、大半の受験生にはそうした知り合いはいないと思われますので、アビタスと提携(?)している人にサインを申し込むための費用です。
⑩ライセンス登録費用(WA州):3.8万円
登録準備が完了したら、いよいよ最後にWA州に
USCPA合格体験記③:100万円かかります(その1)
勉強方法や試験当日の話の前に、費用を書いておきます。タイトルのままですが100万円かかりますので予め覚悟することが必要です(個人の状況により多少増減あり)。あくまで僕の事例ですが、以下に発生順にまとめておきました。
①予備校費用(アビタス):63.2万円
②学歴評価手数料:2.5万円
③受験票発行費用:9.2万円
④FAR受験料:4.1万円
⑤AUD受験料:4.1万円
⑥BEC受験料:4.1万円