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情報発信を続ける理由を考えてみる
「情報発信が重要だ」そんな言葉を耳にする機会は、一昔前に比べるとずいぶん減ったように感じます。
情報発信が当たり前の文化として根付いているからでしょうか。いまやSNSやブログ、動画を通しての発信は日常的に行われています。個人だろうが企業だろうが毎日とんでもない量の情報が発信されています。
ネット上に情報が飽和している時代に、誰も知らない人間の発信を誰が見るのだろうか?誰が興味を持つのだろうか?そんなことを考えた事がある人も少なくないはずです。
今回は、なぜ継続的な発信が重要なのか?ということを考えてみたいと思います。
「誰が言うか」の重要性が増している
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「何を言うか」よりも「誰が言うか」ということの重要性が増しているように感じます。無名の私が「発信は継続が重要である」と言ったところで「当たり前のこと偉そうに言っててワロタ」という反応が目に見えています。
一方で、ホリエモンが同じことを言った場合 「本質的だ。。」「やはり発信は大切なのか」とポジティブな関心を集めるでしょう。なぜこのような事が起きるかというと、「言葉の裏付け」に違いがあるからです。実績やこれまで歩んできた人生のストーリー。そしてこの裏付け(ストーリー)を作るのが、継続的な発信だと思います。
継続的な発信が人物(企業)の解像度を上げる
継続的な発信が、企業あるいは個人の輪郭を明らかにし、発信の影響力がでてくるのではないかと考えています。有名なインフルエンサーは発信内容もさることながら、コンテンツの発信量も凄まじいです。
無名なあいだは、周囲からの解像度が低く、なにをしている?どんな実績がある?どこにこだわりがある?何を頑張ってる人?理解されていません。
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リアルで初めて会った人も、会う回数、話す回数を増やしていくことで少しずつ「こんな人なんだなぁ」と理解が深まります。ネット上でも同じことが言えます。
ホリエモンを例にあげると、YouTubeではニュースについての感想を述べていて、Twitterでは一般ユーザーと絡んでいて、Instagramでは趣味の写真を上げていて、noteでは有益な情報を発信していて、ネット上どこでも発信しています。
このように色んな角度からの情報に触れることで、人柄や思想が見えてくる。企業であれば、強みやこだわりが見えてくるのだと思います。
継続的な発信が記憶に残す
人は同じものと何度も接触するうちに、親近感が増したり好意感じます。これをザイオンス効果と呼び、継続的な発信をすることでこれと同じことが起きます。
たとえば、歯医者を探していて「このロゴと名前なんか聞いたことある」となったことはありませんか?(歯医者じゃなくてもいいです笑)そうなった場合、何度か目に触れて接触している場合があります。
家の近くの看板かもしれませんし、ツイッターやブログ記事かもしれません。どこかで接触していることにより親近感を覚えてそこに依頼しようとなります。
ほかにも「想起」に繋がります。たとえば緑茶が欲しいとなった場合、私の頭に浮かぶのは「美濃加茂茶舗」です。それはTwitterでお茶の写真の投稿を良くみるからであり、緑茶といえば美濃加茂茶舗という頭になっています。その他にもリフォームといえば○○、家を建てるなら○○といったように、たくさんあります。
成人式=ふりそでーしょん
— カガ・ケイスケ (@keisuke_kaga) November 9, 2022
ハロウィン=Crazy Party Night
など、きゃりーぱみゅぱみゅはイベントの第一想起を取るのが上手いって聞いたことがある。企業も、時期やイベント、気温など様々なトリガーによる第一想起を取りにいく努力は必要である。
これは継続的な発信を見ているので自然と覚えてしまい、ジャンルごとに思い起こす企業が決まっていくのです。
発信は小さく継続的に
ここで大事なのは、一度に大量の情報を公開するのではなく、継続的かつ小出しにしていくことです。
たとえば、新しく入社してきた人がいきなり5時間これまでの人生や実績や思想を語ってきたとしましょう。それを聞いて一度で理解できるでしょうか。その人が自然と話す内容、働く姿、人と接する姿を見て理解が徐々に深まっていきますよね。
ネット上でも同じで、すべての情報を網羅したホームページがあるだけでは理解できない。どんな事をやっているのか具体的な発信を見続けることによって、その企業の強みやこだわり、考え方が徐々に浸透していきます。
さいごに
ここ最近、色んな媒体で発信を続けているわけですが、まあ大変です。何で継続する必要があるんだ?と自問自答を繰り返す日々です。
つまりこの内容は、自分に向けたメッセージでもあります。
それと、ネット上にいつもいる有名なツイッタラーやインスタグラマーは、継続を頑張っている意識はないです。当たり前のように息を吐くように発信しています。発信していないことが違和感になる。そんな領域までいきたいものですね。