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【読書感想文】イギリスの児童文学小説『風にのってきたメアリー・ポピンズ』

イギリスの児童文学小説『メアリー・ポピンズ』シリーズの第1巻。全部で4巻まである。一章が一つの短い話になっているので、誰にでも読みやすく気軽に読むことができる作品。

あらすじ

とあるイギリスの家庭に一人の不思議な家政婦がやってきた。メアリー・ポピンズという名前で、傘をさしながらふわりと風にのってやってきたのだ……、というお話。

不思議な魔法のような力のあるメアリー・ポピンズに、その家庭の子供たちが魅了される日常を描いた作品。

全体としてファンタジー感のある作品だが、あくまで日常の中の非日常という意味でのファンタジーである。『魔女の宅急便』のような雰囲気と言えば、読んだことのない人にも伝わるだろうか。

つい読書をするときに、「自分を深めるような本を読みたい!」とか、「学びがある本を!」とか思ってしまいがちだが、たまにはこういう平和な小説をのんびり読むのも実に有意義な時間だと思えた。

全4巻あるので、のんびりと余暇的な読書を楽しみたい時に、このシリーズを読んでいこうと思う。

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