深夜のモンブラン会、秋のお祝い Iris bread &coffee
秋の訪れはいつだって食から感じる。
食欲の秋以外知らないが、まさにそういうことを言っているのだろう。
常連のベーカリーカフェがあることは、稀なご縁だと思っている。
僕は那須に越してきて、iris bread and coffeeというベーカリー横のカフェにお世話になっている。早1年以上通っているとは、街のスペシャリティを把握できているくらいに優越感が高い(最近はちょっとの立ち寄りが多くなってしまってはいるのだが、イリスが近くにあることで困らないという感覚は、どこぞのスターバックスくらいに3rdプレイスである)。
イリスにはご存知KANEL BREADがあり、彼らのショーケース及び一部ペイストリー部門(主にスイーツ部隊)には、Tasting roomなるスイーツ特別部隊が存在し華を添えている。
春の訪れとともにストロベリータルトが並び、夏の暑さにはみっちりフルーツのタルトが並ぶ。
秋めいてきた(まだ外は35度だが)ら、重量級のパンプキンプリンにモンブランが登場する。
もうそんな季節かなんて思いつつ、イリスには体感カレンダーをありがとうと実感にもたれながら、ひたすらに至福のスイーツを堪能する。
持ち帰りモンブランと平常を表すイリスのスーパーエース・チーズケーキを持ち帰り、秋の訪れをお祝いするごとく、食欲の秋の解放宣言。
和菓子の和栗餡を思わせる、しっとりさと穏やかな甘さ。
たっぷりのペーストは重ねる分だけ口福を高めるから、高さが幸せの尺度だと勝手に思ったりもしている。
深夜23時を回った頃、白ワインを開けてスイーツを齧り尽くす。
また飲んで。
スイーツにマリアージュする白ワインは、次の手を誘いコーヒーをも超えるマッチング率を叩き出す。
深夜のモンブラン会。
それは背徳でもなく、ペアリングワイン会だ。
美味しいひとときに、ごちそうさまでした。
では、また次回。
今日のお店:Iris bread &coffee(〒325-0056 栃木県那須塩原市本町5−2)
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