【最終章】ポリープちゃんからのわたしへのメッセージ
いよいよシリーズ完結。
長いですが、ぜひ、最後まで読んで行ってくださいね。
2022年9月6日は術後1か月と10日目。
今日は退院後4回目の受診でした。
14時の予約で13時50分頃に病院へ到着。
年始に病院へ来た時よりも、だいぶ人が少なく感じました。これは退院後に特に思ったことなんですよね。コロナの影響?なんでしょうかね。
今日は生理が当たるかなとドキドキしていたけど、結局大丈夫で本当に良かった!毎回毎回、不安でドキドキする。
でも、受診には当たらなかったけど、今週末と来週は県外に泊まりで行く予定があるのでそれに当たっちゃうだろうな・・と思うとそれはそれで面倒。ま、分からないですけどね。
退院後3回目の受診の際、整腸剤を処方してもらい、ゆるゆる便から程よいバナナ便になってきました。翌日から効果あってビックリでしたよ!
その他の体調の変化としては、9月2日くらいにお腹がすごく張ることがありました。腸が浮腫むとお腹が重くて妊婦さんみたいになるし、膀胱が圧迫されるからおしっこも出にくくなる上に、量をためられなくなるので頻尿になる。この現象、たまに起こるんですよね・・・。
昔は生理前だから仕方ないのかなと半分諦めていたのですが、食事をよく注意して観察するようになってからだんだんとパターンが分かってきました。私の場合、だいたいキャベツやゴボウの食べすぎか、乳製品の摂り過ぎか、ナス科の野菜の食べすぎか。
食べすぎというと凄い量を思い浮かべるかもしれませんが、1食か2食くらい続いて食べるとどうやらわたしにとっては「食べすぎ」となるようです。
入院中はこれらをすべて避けてもらったので、とっても快適に過ごせました。野菜ってからだにいい印象がありますよね。でも、実はからだに合わない場合だってあるんですよ。世間一般で言われていることが自分に当てはまるとは限らない。むしろ、人間なんてそれぞれ違うのだから、情報を鵜呑みにするのではなくて、しっかり自分のカラダで検証する必要があると思っています。
これってどんな分野でも言える。運動や睡眠時間、思考も含めて自分のからだに合っているのか?という視点は常に持たないといけない。「有名な先生が言っていた」や「有名な雑誌に掲載された」などは信頼性を判断する上で大切ではあるけれど、それが自分のカラダにとって有益かどうかは自分で判断していかないといけないと思います。
結局、【自分を極めることが人生の質を決めていく】ということだと思います。
わたしもたくさんの情報を更新しながら人体実験を繰り返していますが、未だに腸のむくみを完全に攻略できていない様子。気を付けているのにまだ起こるということは、気を付けているようでできていないのか、原因が他にもあるのか。。。まだまだ自分を知る努力が必要みないです。
今日の外来の先生は、はっきりは覚えていませんが、一度診察していただいたことがあるように思いました。割と若めの男の先生。
先生
「調子はどうですか?」
わたし
「そうですね、調子いいと思います。薬を飲み始めたら便は4くらいの硬さになるけど、飲み忘れると5くらいで塊が崩れる感じです」
(※便の硬さはこちらを参照してください【第27章】)
先生
「便の太さはどうですか?」
わたし
「このくらいです」と手で表現。
先生
「傷はもう治っているので、そしたらやっぱり便は緩くなりやすいみたいですね。ポリープも緩い便が続いたから出来て、ここまで大きくなったんだと思います。お腹が敏感になりやすいのであれば、整腸剤は続けて飲んでいた方がいいので多めに処方しますので、次回は薬もらいに2か月後くらいに来てください。この薬は整腸剤なだけなので、飲み続けたらどうこうというのはないので、飲んで整えていった方がいいです。」と。
「ポリープも緩い便が続いたから出来て、ここまで大きくなったんだと思います。」
↑↑↑↑↑
お腹が敏感。
これがポリープちゃんの原因。
これ、【まさにわたしを表している】そう思いました。
だって、お腹の弱さや敏感さはメンタルがかなり影響しているから。なにせ、小学4年生くらいに初めてお尻の出来物に気が付いているので・・・。
昔は本当に苦しかった。
小学生の時「私がこの世からいなくなっても誰も悲しまないんだろうな・・・」と、そんなことを想ってはよく一人で泣いていました。思いつく理由はたくさんあるのだけれけど、この時の感受性の高さは邪魔なものとしてだいぶ封印してしまった。
でも、今なら「それはすごい能力なんだよ」って、使い方と解釈の仕方を丁寧に時間をかけて当時のわたしに伝えてあげられるかもしれない。
その時はその時なりに、すごく向き合っていたし、何十年とかけていろんなことを学んで実践してだいぶ克服もしてきた。
なんでこんなに辛いんだろう
なんでこんなにしんどいんだろう
ココロもカラダも健康でいたい
ただ、そう願って、今までの人生の相当の時間を遊びには目もくれず、学びに費やし、努力を重ねて「今が一番幸せ」って言える状態までやっと来たと思う。
もちろん、まだまだ弱いわたしもいるし、強がりでプライドばかり高いわたしもいる。人様からみたら全然幸せそうに見えないかもしれない。
だけど、そんなわたしを今は誰よりも理解するように努めて、味方でいるわたしがいます。
昔の私は、わたしのことを認めてあげなかったし、いつもわたしが悪いって責めていた。
何でみんなと同じに出来ないんだろうって、自分のことが理解できないって拒絶していた。
そんな中で、走ることと、ピアノを弾くことが唯一素直にわたしを表現できることだった。
私がわたしとしてどう居ればいいのか
私がわたしとして何を想えばいいのか
バカみたいだけど、そんな事さえも常に分からなくて答えを外に求めて混乱していたし、なぜだか自分の名前を言うことがとてつもなく恥ずかしかった。
これは今でも不思議に思うのですが、自分を認めてあげられるようになったある時から、この名前を言うことへの恥ずかしさが消えたんです。
「わたしはけいこです」って、恥ずかしくて言えなかった頃の心の内は未だによく分からない。だけど、走ることととピアノを弾く以外で自分を表現することは、当時のわたしにとってものすごく恥ずかしかったということだけは事実。とにかく恥ずかしくて仕方なかった。
やばい。これを書きながら泣きそう、、、。
真実の想いに気が付けると、理由なく涙が流れる。
きっと、わたしの心が「そうだよ、そうだよ。やっと気が付いてくれたんだね。やっと分かってくれたんだね。」って喜んでいるんだろうな。
今、受診が終わり、病院の目の前にある薬局でお薬(整腸剤)待ちです。
もっとわたしにやさしくなろう。
もっともっと理解してあげよう。
心地よく過ごせるように環境を整えてあげよう。
きっと、気づかないふりしていることが、まだまだたくさんあるんだと思う。
だけど、逃げずにちゃんとわたしと向き合って、もっともっと私を理解して、もっともっと幸せに健康で過ごしていけるようにわたしはわたしのことを誰よりもサポートしていこうって心から思いました。
わたしはわたしの一番の親友であるように、わたしの幸せを誰よりも願って、叶えていきたいと思います。
この思いを忘れないように、この泣きそうで胸が締め付けられる感覚を忘れないように、胸に、心に、身体にしっかりとこの感覚を刻み込みたいと思います。
このシリーズはこれでおしまい。
わたしからのメッセージとしては、ひとりひとりが自分のことを誰よりも理解して、誰よりも大切に生きることが、結果として誰かの為になるし、周りの人の幸せにも繋がるってこと。
誰かの為にいきるなんてナンセンス。
自分の為に精一杯生きることが、結果として誰かの為になることがある。
自分の現状を人のせいにして、言い訳したり文句を言っている人、多いですよね。私もその一人だったからこそ、声を大にして「自分の人生の責任は自分で持つんだよ!目を覚まして!!」と言いたい。
してあげたいなんて、所詮おこがましいことなんだということをある時理解してから【自分の在り方】を深く考えるようになりました。
たくさんの人にこの想いが伝わるといいな。
そしてわたしの体験をシェアすることで楽になってほしいな。
ポリープちゃんを作り、大きく育てるきっかけになった強迫観念や、拒食症、そしてその結果として起こったパニック障害。
そして、全ての始まりとなっている幼少期の犯罪的な出来事。
まだまだ公に書いてないことや、伝えられていないことがわたしにはたくさんあります。
わたしもたくさんの方をサポートしたいという想いはもちろんありますが、これからも【自分ファースト】を実践していく予定です。
これは決して、わがままに生きるということではなくて、自分を大切にすることこそ、他人への配慮になるってことですからね。
全ての人が最高の自分で最高の人生を♡
完。
長い長いこの記録シリーズをお読みくださり本当にありがとうございました。感謝いたします。
サロンにご興味のある方は、こちらのHPをご覧くださいませ。