Keiko Mochizuki

SEEラーニングの学びを日々の教育実践に取り入れている。 https://www.seelearningjapan.com/about ゆるめられた身体とやさしく紡がれる心を大切に 一人一人のいのちが輝く教育を目指しています。

Keiko Mochizuki

SEEラーニングの学びを日々の教育実践に取り入れている。 https://www.seelearningjapan.com/about ゆるめられた身体とやさしく紡がれる心を大切に 一人一人のいのちが輝く教育を目指しています。

マガジン

  • 無意識を突き動かすボディワーク案

    今はまだ思索中。でも、いつか必ず実現させるもの。

  • SEE Learningを日々の教育実践に

    わたしが幸せであること、あなたが幸せであること、みんなが幸せであること。SEE Learningによって、こんな世界が立ち現れてくるという体験を、ことばにしていきます。

最近の記事

シアターワーク・プラクティス@東京・神谷町光明寺

日時:2023年9月2日(土曜日) 時間:14:30-17:00(ワーク)    (※17:00-リフレクションを行います) 場所:東京・神谷町光明寺 新館 アクセス 【電車でお越しの方】 東京メトロ日比谷線神谷町駅1番出口、3番出口より徒歩1分。 都営三田線御成門駅 A5またはA6出口 徒歩10分 https://www.komyo.net/access ワークへの誘い * * *  東京タワー🗼が間近にそびえ立つ東京神谷町光明寺の新館をお借りして、シアターワ

    • 語り継ぎたい物語          ~シアターワークの道を開く(落ち葉ひろい編)~

      1月某日、シアターワークの創始者である小木戸氏の新たな拠点において、ごく親い方々が集い、新居に通じる100段ほどの落ち葉ひろいをする機会があった。 最初は小木戸氏より、「この辺りの落ち葉を袋に詰めたい」というイメージの共有があり、5歳の女の子から小学6年生の男の子達が大活躍した。 大人(年配の女性も含む)も負けじととりかかろうとするのだが、静電気でピッタリと貼り付いたゴミ袋を広げるところから苦戦してしまう。 要領がわかりはじめたとき、わたしは自ら集団を離れ、 小木戸氏が

      • シアターワークのプロローグ

        わたしはわたしに問いかける Who am l? Where am I from? わたしはあなたに問いかける Who are you? Where are you from? わたしはあなたを見つめている I see you. I know you. あなたはわたしを知っている You see me. You know me. わたしはあなたの中に、わたしを見る I see me in you. あなたはわたしの中にあなたを見る You see you in me.

        • 美濃に向かう道中の話

          11/13日曜、シアターワークの発表会が美濃で開催されるため、家族と美濃へ向かった。 宿は、私のみ可児に宿をとっていた。 インターを降りると、すぐに「明智」の家紋である桔梗が出迎えてくれたのでビックリした。 私の父方の古いお墓にも桔梗の家紋がついており、私の伯父が調べたところ「明智光秀」の桔梗に繋がることを、つい先日父から教えてもらったばかりだった。 朝、お水を買いに近くのコンビニまで散歩をすると、明智城の方に何か惹かれる様な思いがして、急遽、明智城跡に向かうことにした

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        • 無意識を突き動かすボディワーク案
          4本
        • SEE Learningを日々の教育実践に
          6本

        記事

          リソーシングのワーク

          今日、家に「ミナモト」が届いた。 「ミナモト」とは、先月発売されたばかりのSEE Learningプレイブックに出てくる言葉だ。BOOK | SEE Learning Japan プレイブックではこの「ミナモト」を 心地よくてほっとして、幸せを感じる〝何か〟と記している。 安心に繋がるために、思い起こされる、みんなの「ミナモト」 この「ミナモト」を可視化して具体物に表そうと思った時に、ピンときたのが、スマイル教室で使っているセンサリー(感覚)グッズだった。 感覚に過敏さ

          リソーシングのワーク

          蘇りの庭

          求められていること。 それぞれが生きてきたストーリーを見せること。 ありのままの姿で、今のわたしがなぜこれに取り組んでいくのか 自分のストーリーに向き合うもの。 わたしが、わたしである証。 自分にとってぐっとくるもの。 その人のニュアンスで開いていく。 自分を見つけていく。 本気でゆるんでいく。 自分を見せる。 グラウンディングをしっかりと。 おのずと動き出すものを見守る。 とばすことは難しい。 基本的なことをしっかりと。 導いていくにはどうしたらよいのか。 今そこで生

          腸内細菌の声

          ここのところ涼しくなってきたので、しばらくぬか床を 放置してしまっていた。 おそるおそる開けてみると、茄子が漬かっていた。 夜中になって、はじめての感覚で目が覚めた。 妙に、お腹に違和感をかんじる。 朝になっても違和感は続く。 仕事に影響がでると思って、おもわず胃腸薬をと思ったが 昨夜の茄子のぬか漬けが思い起こされる。 ぬか床の菌は、わたしの腸とは相性がよいので 水分を多めにとって、もう少し味わってみることとする。 ぬるめのお茶を飲んでいくと、 腸が喜んでいる感じが

          腸内細菌の声

          セルフ・コンパッションの実践

          学びの源泉2019年3月に、静岡大学名誉教授の藤井史朗先生と、とある機会にお話をしたことがある。その時に、藤井先生から言われた 「あなたはストレスの宝庫」という言葉の意味を、あらためて実感できる出来事があった。 わたしには、70代になっても教育現場と関わりのある父親がいる。 父親が活躍をしていた時代とは、もう20年も30年も時間が経っているのに わたしには、とても無理なことが要求される。 そう、父親から言われることは、すべてわたしにとっては 無理なことばかりなのだ。​

          セルフ・コンパッションの実践

          弱音が吐ける場づくり

          職場での気づき先日行われたミーティングでは、とても素敵なことが起きていた。 わたしの所属しているチームは、わたし以外みな大ベテランで50代の先生がほとんど。わたしはこれでも一番若いのだ。 これからのオンライン研修をどのようにしていくかを話し合っていたときに、ある先生は、 「オンラインの画面からだと、正直なんにも伝わってこないんだよね。リアルの対面だったら、伝わってくるんだけど、画面ではさっぱりなのよ。」 と、オンライン研修への本音を話してくれた。すると、他の先生も

          弱音が吐ける場づくり

          家族でUNO

          母としてのわたし昨日の朝、8歳の息子が気になることを口にした。 「ママは、勉強ができない子に勉強を教えているの?」 思わずわたしは、「誰から聞いたの?」と聞いてしまった。 息子の表情や声の様子からは、どことなく 「勉強ができない」ということを、どこか嘲るようなニュアンスを感じてしまった。 今朝、職場でその話を同僚にすると、 「勉強はできないかもしれないけど、賢い子ども達」 とか 「勉強だって、実はできる子ども達」 という表現がより適切なのではないかという話になった。

          ホッとできるつながり

          ​母としてのわたしふだん、フルタイムのしごとをしている分、休日にある奉仕作業にはできるだけ参加しようと思っている。しかし、それは楽しみなことというよりは、どちらかというと緊張を伴う。 予定を忘れたり、持ち物を忘れたり、なにかが抜け落ちていそうでとても不安になる。 そんなときに、やはり一瞬にしてこころがパッと勇気づけられるような気持になるのは、同級生とのつながりや、協働関係にあった先生たちの存在。 10代後半や、20代前半のころは、地元よりも外に行くことばかりに目が向いてい

          ホッとできるつながり

          本来の姿を、守ろうとする思い

          SEE Learningを必要としている子どもたちとは たとえば 今過ごしている小学校はとても穏やかで温かい雰囲気で 先生も周りの友達も、Aさんがありのままに発言することを個性だと認めている場合。 Aさんのように、感じたままに、思ったままに身体や心がうごいてことばが発せられることを、「心配」だと思うのは、 この先にこんなことが起きるのではないかと懸念している大人たちだろう。 わたしは教室の担当ととして、 来年もしAさんのような子どもと関わることができるのなら、 SEE

          本来の姿を、守ろうとする思い

          机上のスペース

          職場での気づき 机の上が片付いていて、スペースが空いている状態のとき、わたしは余裕を感じることができる。 反対に、机の上に書類がどさっと置かれていると、一瞬時が止まる。 わたしの職場では、事務用の机が他の先生と横並びになっているので、ときどき隣の先生の書類が私の机の上にのっていることがある。 昨日は、そういったことが2回ほど続いた。 言葉では、「いいです、いいです、使ってください。」という。 だけど本当は、自分のスペースを侵食されている感じがして心地がよくない。そし

          机上のスペース

          「溜息」の文脈を理解する

          朝の目覚め~出勤 ここのところ、特に9月に入ってからは、仕事から帰って来た後でもエネルギーが途切れず、そこからさらに創作活動にはいることができている。 眠くなったら、ぬるめのお湯につかり、じぶんでボディワークをする。  すると、次の日の朝にはだいたい5時代には目が覚める。 目が覚めたときには、うつぶせになって股関節をストレッチする。 こわばった身体にゆっくりと呼吸を送りこみ、起き上がる。 今朝はnoteを書き始めてから迎える最初の朝だったので、 朝一番に反応を感じること

          「溜息」の文脈を理解する

          はじめまして。

          2022年秋。 わたしは今、これから歩んでいく教育実践の記録を残したいと思い、このnoteをはじめています。 わたしが今とても注目しているのが、SEE Learning。 日本語では、「社会的・情動的・倫理的知性の学び」と訳されています。 SEE Learningの特徴の一つとして、「自分の身体で感じて、振り返って、修得すること」があげられます。受け取る知識を自分で試し、感じ、振り返ることによって、学び(=気づき)の道を自ら歩み始めること。 その学び(=気づき)の足

          はじめまして。