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本来の姿を、守ろうとする思い

SEE Learningを必要としている子どもたちとは


たとえば

今過ごしている小学校はとても穏やかで温かい雰囲気で
先生も周りの友達も、Aさんがありのままに発言することを個性だと認めている場合。

Aさんのように、感じたままに、思ったままに身体や心がうごいてことばが発せられることを、「心配」だと思うのは、
この先にこんなことが起きるのではないかと懸念している大人たちだろう。

わたしは教室の担当ととして、
来年もしAさんのような子どもと関わることができるのなら、
SEE Learningのプログラムを一緒にやってみたい。

中学生になったら、もちろん色んな変化があると思うけど、
わたしの教室に来ているときは、ありのままの自分を解放してもらえたらと思う。そして、その中で、
世の中には様々な背景をもつ多様な人々がいること。価値観は人それぞれにあって、どの命も尊く幸せになる権利をもっていることなどを
共に学んでいけたらと思う。

​「修学旅行は楽しみだけど、
    ・・周りの人に迷惑をかけてしまいそうで少し心配」

いつか、こんな思いを抱えた子どもが
ありのままの自分に自信がもてる日がくるように
わたしもSEE Learningの学びを続けていこうと思う。

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Aさんのような子と、SEE Learningの9フレームワークを学ぶとしたら

①Attention & Self-Awareness 注意と自己認識
・自分の感情に注意を払い、その感情が湧き上がるときのタイプと強さで識別する。
②Self-Compassion 自分へのおもいやり
・感情が、ニーズや認識、態度、状況の文脈の中でどのように生じるかを理解する。
③Self-Regulation 自己調節
・衝動や感情に建設的に反応し、長期的な幸福を促進する行動や態度を養う。
④Interpersonal Awareness   他者への気づき
・他者と共有される現実に注意を払う
・多様性の違いを高く評価する
➄Compassion for Others 他者への思いやり
・優しさと思いやりに感謝し、育む。
・赦し、忍耐、満足、寛大さ、謙虚さなどの向社会的感情を評価し、発展させる。
⑥Relationship Skills 人間関係のスキル
・共感的リスニング ・人を助ける
・コンフリクトトランスフォーメーション