マユミ

『見上げればちらりと覗く赤い実は　心を奪うルビーのごとく』

このところ、朝は鳥の鳴き声で目が覚める。

夏はカエルの合唱
秋は虫のオーケストラ

最近、夜がとても静かだ。
そのかわりに、朝から鳥がたくさん来ている。

何をそんなに騒いでいるのかと覗いてみれば、
マユミの実を食べに来ていた。

緑色だったマユミの実が白くなり、
口を開いて赤い実がのぞいていた。

青空に映えるマユミの実

これが美味しいのだろうか？
匂いを嗅いだが、分からない。

そして、その鳥を狙う我が家の【にゃん】。

鳥に逃げられ、背中を向ける【にゃん】

隣の畑には大豆が収穫を待っている。

「鳥達はこの大豆も食べに来ていたのか！」

大豆の様子を隣の人が見に来ていた。
収穫が始まるのだろう。

賑やかな朝はあと少しかもしれない。
【にゃん】もお家時間が増えてきている。
冬はもうそこまで来ている。