かなめ
『大切なかなめを痛めそろそろと歩く姿が祖母と重なり』
ぎっくり腰というものになってしまった…
初めての経験。
10代20代は、やせすぎていて体力がなかった為、友人の勧めでエアロビ教室に通い20年が経つ。
ウォーキングやストレッチを欠かさずやり、筋肉がついてきて、畑仕事に伯父の介護と出来るようになったのだが…
流石に50歳の入り口に立つと、今まで通りには行かないらしい。
体が「動き過ぎだよ!」と言っているような気がする。
テレサさんのnote記事で、ぎっくり腰の体験が書かれてあったが、他人事ではなくなった今、テレサさんの気持ちが痛いほどわかる。
「痛み」とは、経験しないと本当のことはわからないものだと実感する。
友人や知人には「無理しないでね〜。」なんて言っていたけど、その言葉は自分に言っていたものであって、無理して働いていたのは私なのだと、よ〜く分かった。
早速、整体に行き、診てもらったら少し楽になった。
整体の先生は、
「無理しないでくださいとは言いません。皆さん、無理してますから。ご自分の体と話しながら付き合っていくしか無いですからね。」
と言ってくれた。
畑仕事が待っている。
と言っても、植物は待ってくれない。
家事は手抜きしよう(これ幸いに、こんな考えを持ってしまったけど、許してね、父)。
伯父のお世話は…少し手抜きさせてもらっても、大丈夫かな?
これから先、私も歳を重ねて行く。
無理は出来ない。
このぎっくり腰は、先を考えるいい機会だと思う。
病気やケガは、神様からの伝言なのだろう。
皆さんもお体に無理なく、お過ごしくださいませ。
追伸:トップの写真は『あやめ』
タイトルの『かなめ』とかけてみました