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今年頑張りたい大好きな料理



2年間
父の食道がんの回復期間とともに、私にとってお料理をする時間は、徐々に究極の癒し時間に変化して行きました。

お料理きちんと勉強したいけれど
基礎なのか
はたまた
マクロビなのか‥
※お肉も魚も脂っこいものが苦手

ある程度
と言うか
かなり特技(小学生の時から)なので、ここ数年どうしようか考えていました。

料理はセンス?
主婦になると必ず上達?

でも
料理好きな人や家事が全く苦にならない人には、出来て当たり前のものなのかもしれません。

私はこの料理の時間を
家事ヤロウ!!!のようにコストカットしたくないのです。

手抜きはしたくない
時間もある
だけど
お金がないし、物価高は納まらない

近所の野菜食堂のイネさんに
「ずいぶん手間がかかってるねぇ」

これは多分褒め言葉なのだろう‥

イネさんに
「ささがきのごぼうは○○○で冷凍売ってる」

「えっ💦」

全て手動のイネさんは、冷凍ささがきごぼうを知らなかったので、残酷なことを言ってしまったかもしれません


お正月前に
父が安かったのか、ごぼうを大量に買って来て(父の野菜の買い方は無作為です)忘れ去られようとしていたところ

きんぴらごぼうを作ってみました

かなりごぼうを細く切り
香りがあまりしないさらっとしたらごま油で炒め、味付けは昆布つゆ濃縮タイプ大さじ2だけ

カサがだんだん減り
昆布つゆだけでも照りが出て
割と短時間で炒まり、昔祖母が作っていたのを横目で見ていたら、当たり前だけどごぼうは太めに切ってるし、ストーブでかなり時間をかけて出来上がっていたので、自分は出来ないと思って居ました。

それほど大きくないタッパーに入れて、白すりごまを大量にかけて冷蔵庫に入れて置いたら、案の定父がお正月前に食べてしまったのです

父曰く
「きんぴらごぼうは、もっとごぼうが太い」

私に嫌味を言っている訳ではなく、父の知っているきんぴらごぼうは太めなのだろう‥

食べてしまった
と言うか
食べれるじゃん、何でも

「きんぴらごぼうはお正月になってから」

と言う小さなメモ書きをタッパーに貼り

年末ギリギリで友人に年賀状を出しにポストに徒歩数分を、おぼつかない足取りで歩きながら

「何か良い料理本ないかな‥」

えっ、
目の前にガレージセールが

昔のオレンページやレタスクラブの特集本が数冊
1997年、2007年、お菓子作りの本も綺麗な状態で出してあり

「パパウォッシュ、昔の化粧品の広告懐かしい」

ついでに使ったのかクックパッドのコピー用紙も挟んであり、急いで持ち帰りました😊

そしてお正月元旦
父と大喧嘩しました

相変わらず
「寝ているだけの人」
が年末年始、父にご飯を食べる時間を合わせたら具合が悪くなり、唯一父が毎年作ってくれるお雑煮を全部父は食べてしまい私は食べそこねて

「まだ(朝しか)食べてないよ!!」

3食きっちり早朝から食べる父
夜の6時半前にはキッチンは営業終了

私がお白湯を飲んで
豆乳とおめざを食べる頃の事件でした。

でも
冷蔵庫に私なりの減塩糖質オフのおせち風のいつもの作り置きおかずを、白いお皿にオードブルのように盛り付けしてラップして父用に入れといたら、父は久しぶりにデジカメでそのオードブルが嬉しかったのかちゃっかり撮ってくれました。

父の誕生日は元旦
いつものように年をまたいだ頃
ホワイトボードに

お父さん
明けましておめでとうございます
お誕生日おめでとう


こそこそこそこそ
こういうことやるのが好きなのです

お正月連日作った
サバ缶とじゃがいものコロッケ
うどん入り巨大茶碗蒸し
(※実は私は茶碗蒸しと玉子豆腐が嫌いです)
パスタ入りミネストローネ

かなり苦戦して失敗😣


だけど父は全部食べてしまうので美味しかったのでしょう

厚めの高野豆腐煮をイネさんに教わった卵液を使わない工程で揚げてみると

信じられないほど美味しかった

カツを食べたことない私
唐揚げも焼き肉も食べれない私
どんな味かわからないけれど

「カツみたいだったよ😃」

お肉を食べれないのは人生半分損してるなんて、デイサービスで生姜焼きしかお弁当で食べない奴に言われ、何故か私がパワハラかセクハラ疑いをかけられてしまった過去があるが、かなり困って知り合いに相談したら
彼女は怒りまくって殴りに行こうとしたので

そう言えば
初めて出来た男の子の親友も私の替わりに怒ってくれる似たようなタイプだったので

そんなに困ってない

私の作り置きおかず‥
冷蔵庫にあるもの
あとは安い時に買った
乾物類と缶詰
父の無作為買いの野菜

どうにかやって来ました

これを続けたい



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