見出し画像

あなたの子育ての着地点は何処ですか?

ときどき…
うちの息子が
こんなふうに私に問います



「お母さんは、僕に将来、お金持ちになって欲しいの?」

ずーーっと、自分の夢を模索している息子にとって


夢は、お金持ちになるというより
自分がやりたいことをやれること

「うんんっ。
〇〇が何者かになりたいと本気で思った時に、それが出来る人間性の土台を作っているだけだよ。」

「思考の仕方の土台のこと。高い大きなビルを建てようと思ったら、頑丈な基礎を地下深くまで作らないといけないでしょ。それといっしょ。」



「お金があれば、自由と選択肢が手に入るから。なりたい者になりやすくなるんだよ」


息子が小さな家を建てたいのであれば
私は、それはそれで良いのです

『幸福追求力』
自分にとっての幸福とは何か?を追及する力
これからのAI時代に必要なスキルだからです



たまたま、家の隣に大きなホテルが建設されました


半年もの間
どんどん積み重なって高くなり
まるでおもちゃのレゴのように
あっという間に、ホテルの形になっていく様子を
家族で面白がって眺めていました



気づいたことは…
本当に
地下を造ることにこそ、時間がかかるということ



自分で見つけた息子の夢

先日、我が家にとって2回目の
海外留学フェアに参加してきました


息子の夢は、アフリカで自分のビジネスをすることです


幼少期に、たまたま観たYouTubeに
どっぷりハマり
それはいつか気づけば、自分の夢となっていったのでした


1回目のフェアの時
留学の主流である、カナダやオーストラリアのブースは、広くて来場者も一杯なのに対し
息子が行きたいアフリカは、コーナーすらありませんでした

そもそも…
アフリカに行きたいという人はごく稀で
選べるツアー数も少ないということでした

未成年なので、安全面でもまだ手がかかり
現地で体験できることは少ないということですね

さあ!どうする?

目についたのは
ポカンと空いたドバイの席
息子の興味に火がつきました

⚫︎宗教的な中東への興味

⚫︎日本とは全く違う、ドバイの環境や砂漠でのアクティビティを体験してみたい

⚫︎富裕層の世界を見聞きして、実際に五感で感じてみたい

⚫︎まだ計画の半分で、現在の倍は発展していくであろうと言われているドバイの現状を見てみたい


なんて興味から…
ドバイに行きたくてたまらなくなり
その場で心に決めてしまったようです

すぐにでも、契約しようとするのを止めたほどでした

ドバイですら、夏休みの高校生の参加は
日本人は数名でした

到着後の空港で迎えが誰もいなかったり
お金を紛失したり…
夜中にタクシーで救急病院へ行くことになったり

noteの記事に十分できるような失敗談は
沢山ありましたが…

息子にとって、その経験は
魂を震わすような、超絶楽しかった経験になったのでした





2階目の留学フェア
今度こそ!
どうにか、アフリカに1ミリでも近づく情報をゲット!しようと…


これまでの経緯を担当者の方に説明していると
「君、面白い子だねぇ!」と
何度も言われました

一人っ子で、他の子と比べることもないので
私自身は全く分かりません

長所でもあり短所でもあり…
それぞれありますが

どうやら…
担当者に興味を持って貰えるような
面白い子に育っているようです 笑



私の子育ての着地点

私は、
勉強が出来るとか
有名学校だとか
何かが出来るとか… という
地上での花の部分より


自分の内側にある興味をもとに
たくさんの種を蒔き
探求の根を張り巡らせること

が、私の子育ての着地点だと思っています


花を咲かせる時期というのは、全く問題ではありません
誰よりも早く、綺麗な花を咲かせれば良いというものでもなく…

探求の根をどんどん伸ばすことに没頭する
伸ばすことを親子で一緒に楽しむ
それをずっとやってきた16年間でした



種を蒔いただけのものもあります


でも、いつか…
なにかのきっかけで
ひょこっと!
小さな可愛い芽が顔を出すかも

すごいスピードで伸びていくこともあるかも

ただ、自分の中にないものは
芽を出すことすらできないと思っていて


せっかく蒔いた種だけど
一生、種のままかもしれない

でも…
子供を信じることで
栄養豊富なふわふわの土壌となり
しっかりとした人生の基盤となる
と思っています

いつか
オリジナルの可愛い花を咲かせてくれるのを楽しみに…



最後までご覧いただきありがとうございます

大好きなビジネス書を読み、
未来はこんな世界が広がるから
こんな子供に育てたいなぁ…

と、オリジナルな教育を楽しんでやってます


そんな変わった私に興味のある方
繋がって貰えると嬉しいです
私も、新しい視点の種を
拾いに行かせて貰いますね

また、お会いしましょう♪
           ケイと





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?