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展開型人間は習慣を楽しむ

私は目標に向かってコツコツ努力することできないのが悩みだったのですが、本田健さんの著書で、人間には「目標型と展開型」という2種類のパターンがあると知ってから自分への見方が変わりました。

目標に向かってやるべきことを逆算して行動を積み上げていくタイプと、動きながら展開していくタイプ。
典型的な後者である私は、「よく考えてから行動しなさい」「途中であきらめるな」と人生で何度言われたことか…。
考えたら動けなくなるし、やるからには投げ出すな、と言われると始められなくなる。
なので「いい感じ」がしたらとりあえずやってみる、ダメならやめる、というふうにしか歩んでこれませんでした。

そうすると、時々、全てのタイミングが用意されていたかのようにかみ合って、新しいドアが次々に開くような展開が待っていたりするのです。

ただ、人生が大きく展開することはしょっちゅう起こるわけじゃなくて、年に1回?数年に1回?そうすると、日常は迷子になりがちなんですよね。
そもそも目標がないわけだから、どこに向かっているのか?自分がなにをやっているのか?考え出すとやっかいです。焦るし、何かに向かっている感覚を得たいがためだけに、目先の何かに手を出す。こういう時はろくでもないことにエネルギーを奪われることが多い。(手っ取り早い刺激を求めているだけだから)

それでやっぱり思うのが、習慣の大切さです。
これは坂口恭平さんの著書を何冊か読んで、心底そう思いました。習慣には目標が必要ないからです。ただただ決めたことをやるだけで完結するのが習慣。やることがあるうちは刺激をもとめておかしなことに触手を伸ばす必要がありません。加えて、小さな展開をキャッチする感度を上げることも大事かもしれません。

「結果的に」習慣が日常に小さな展開を運んでくれることもあるし、そういういくつかの小さな展開がつながって、大きな展開に導かれたりすることもある。「飽き」や「暇」のなかに常に小さな波を起こせるようにしておけば万全。というのが私自身の取説のひとつです。

というわけで、今日もこつこつ習慣を楽しみます🥰

英語学習もゴールを設定しない。
決めた回数を毎日音読するだけ。




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