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2024年12月発売の気になる本たち


12月6日発売分

📖「国を守る」とは何か 三島由紀夫政治論集 河出文庫

戦後最も重要な文学者であると同時にずば抜けた政治思想家でもあった三島由紀夫。今こそ立場を超えて読まれるべきその政治論を集成。

Amazon 書籍紹介より

📖日本美のこころ 著:彬子女王 小学館文庫

彬子女王殿下が日本美のこころを探す旅
「赤と青のガウン」の著者・彬子女王殿下が6年間の英国留学を終えて次に向かわれたのは「日本美のこころ」を探す旅だった。
「神宮の御神宝」「皇居の盆栽」「皇室が育んだボンボニエール」など、日本の美を巡る旅を収録した「日本美のこころ」。
「烏帽子」「久米島紬」「漆掻き道具」など、日本の伝統工芸を支える最後の職人たちとの出会いを描いた「最後の職人ものがたり」。
その2冊を1冊の文庫として完全収録。
彬子女王殿下が4年間にわたって巡り続けた「日本美のこころ」を、54篇の美しく瑞々しい文章で綴った珠玉のエッセイ集。

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📖帝国で読み解く近現代史 著:岡本隆司・君塚直隆 中公新書ラクレ

アメリカ、ロシア、中国の行動原理を理解するキーワード!
果たして「帝国」は悪なのか? そもそも「帝国」とはいかなる存在なのか? 皇帝がいない国でも「帝国主義」を標榜するとはどういうことか――
それぞれ中国史と英国史を専門に、東西の歴史に通ずる2人の研究者が、「帝国」をキーワードに世界の近現代史を捉え直す。今までになかった新しい視点による、近現代から現代までの歴史に流れを読み解く目を養える一冊。対談のため、充実した内容ながら全編にわたってわかりやすく読み進められる。

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12月9日発売分

📖イスラームからお金を考える 著:長岡慎介 ちくまプリマー新書

イスラームには利子の禁止や喜捨の義務など信仰に基づいた経済の仕組みがある。今急速に発展しつつあり、世界の金融危機にも揺るがないイスラーム経済とは?

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📖夢ひらく彼方へ ファンタジーの周辺 著:渡辺京二 平凡社

名著『逝きし世の面影』作者は真の読書人としてこよなくファンタジー小説を愛した。知識と考察をあまねく注ぎ今を生きる人々に学びの楽しさを説く傑作評論。解説:鈴木敏夫

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12月12日発売分

📖日本語の外へ 著:片岡義男 ちくま文庫

母国語で人は規定され、社会は言葉によって成立する。どうすれば「日本語の外へ」出られるか。読み手を世界の認識の根源まで導く鮮やかな思考の書

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📖新旧論 三つの「新しさ」と「古さ」の共存 著:加藤典洋 講談社文芸文庫

昭和初期に鮮やかに出現し、いまなお文学に関心を抱く者がどこかで出会う、小林秀雄、梶井基次郎、中原中也――
彼らの文芸評論、小説、詩はどこが新しく、どこが古かったのか?
著者は通念にとらわれず、すべてをゼロから読み解くことで、この三人の文学者の表現を徹底的に検討し、思いの外自らに近いところに三人の存在があるという理解に至る。
「早稲田文学」1981年11月号に発表されたものを徹底的に加筆訂正し、1987年7月に刊行された二番目の評論集『批評へ』に収録された長篇文芸評論が37年を経て再刊される。
文芸評論家としての加藤典洋の出発点に再び光が当てられる。

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12月16日発売分

📖能十番 新しい能の読み方 著:いとうせいこう 新潮社

文学として読む。音楽として味わう。650年の古典の神髄に触れる美装本。

能とは、こんなに面白 いものだったのか! 精選十曲の詞章+現代語訳+英訳+解説で650年の古典の神髄を味わい尽す。柴田元幸氏との鼎談「謡を英語にする醍醐味」、酒井雄二氏(ゴスペラーズ)との対談「世阿弥に学び、「芸人実感」で謡を考える」も収録。光悦謡本の装画&スリーブ函入、和綴の謡本を模した全頁小口袋綴造本。

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12月17日発売分

📖スパルタ 古代ギリシアの神話と実像 著:長谷川岳男 文春新書

ペルシアの大軍にわずか三百人で戦った古代ギリシア最強の都市。二千五百年後の今も語り継がれる〝元祖スパルタ教育〟の実態に迫る。

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12月24日発売分

📖はじめてのひと⑨ 谷川史子 集英社


📖国家とは何か 吉本隆明セレクション 角川ソフィア文庫

『共同幻想論』を読み解くための講演を、先崎彰容が編む。充実の解説も収録

国家とは何か。吉本が主著『共同幻想論』で投げかけた問いを読み解くヒントは、講演や短編にあった。国家の原点を家族に求めた「個体・家族・共同性としての人間」「幻想としての国家」、共同幻想を日本歴史の中に具体化した「わが歴史論」「異族の論理」など8編を収める。現代の読者のために、1968年当時の思想状況や時代背景を克明に再現し、今日的な読みの可能性も示した、編者による解説「AI時代の吉本隆明」も収録。

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📖なぜキリスト教は世界を席巻できたのか 著:島田裕巳 扶桑社新書

キリスト教は知れば知るほどややこしい!
西欧の近代化を支えるとともに多くの戦乱の要因ともなったキリスト教。
その成り立ちから拡大するきっかけ、ユダヤ・イスラム教との違い、日本で信者が増えなかった理由など、歴史や教義から実像を解き明かす!

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12月26日発売分


📖何を着るかで人生は変わる 著:しぎはらひろ子 王様文庫

「無理なく、品よく、心地よく。」

50代からの大人の女性が、おしゃれを自分らしく楽しみ、人生を愛するためのヒントを、8万5千人もの販売員やスタイリストを育成してきた著者がプロの視点でレクチャー。

今まで、いろいろなファッション本を読んできた。服も捨てたし、コーディネートの方法もわかった。でも、年齢を重ねて「自分が何を着たらよいか」が、わからなくなってしまった……そんなあなたのための一冊。

Amazon書籍紹介より

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慧|Hz books 書店やりたい人です。
チップありがとうございます。気になる本たちの購入費に充てたいと思います。いつもお読みいただき、ありがとうございます(深謝)