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大企業に就職して、そこそこ幸せに暮らすつもりだった

新卒で大企業に入った。

そのまま定年まで働いて、豊かな老後を過ごすつもりだった。

会社で働いている時も、まあまあうまく仕事できていたと思うし、

尊敬する上司もいた。

ただ、「この生活を、これから約40年続けるのか」と想像した時にめちゃくちゃ嫌な気持ちになった。


親に言われた未来

「公務員か大企業に就職して、安定の人生」

これを小さい頃から親に言われてきた。

親以外にも、学校の先生が言っていたり、

その当時のテレビドラマのストーリーだったり、

世の中の風潮も、親の発言が正しい根拠になっていた。

親の時代はそれが正解だったと思うし、間違った教育だとは全く思っていない。

むしろ、そういう流れのおかげで、成長できた部分も多い。

ある程度勉強を頑張れたり、何か努力することに対する迷いを消してくれていた。

妻の生き方

自分の頭の中で、「1つの会社で勤め上げて、定年」という固定概念が出来上がっていた。

自分もそうするだろうし、そうあるべきだと潜在的に思っていた。

妻はHSS型HSPで、会社で働くことに向いておらず、30社以上経験したことがある。

これを言われたときに、「そんな生き方ありなの?」と、

煽りでもなく、馬鹿にしているわけでもなく、単純に疑問として頭に浮かんだ。

自分の中で「1つの会社で勤め上げることができなければ、終わり」という観念があることに気づいたと同時に、

「何社も経験して普通に生活している人」が現れたことで、1つ固定概念が崩れた。

夫婦でフリーランス

「妻は会社で働くことが向いていない」と思ったので、

フリーランスに挑戦してみてほしいということを伝えた。

妻の強みや好きなことなどを聞きながら、

「どうすればフリーランスとして働けるのか」

一緒に考えて行動した。

すぐにその挑戦が上手くいくとは思ってなかったので、

生活費は自分が会社で働き続けて担保した。

妻主体で一緒に挑戦をして、

3ヶ月ほど経った時に妻が初収入を上げた。

この瞬間は本当にうれしかった。

今では月100万円以上を3年以上継続している。

そんな妻を間近で見ながら、一緒に頑張っていると、

「大企業で働きながら安定した暮らしをしなければいけない」

というマインドブロックはいつの間にか外れていた。

そのあと自分もフリーランスになり、今は夫婦でフリーランスをしている。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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#想像していなかった未来


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