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【育児】かみさまからのおくりもの
11月末、小1の息子の授業参観に行きました。
授業参観は1学期に2回(4月・6月)ありましたが、6月の参観は息子の体調不良で欠席。
今回、私が前の週から風邪、息子が参観日の週に中耳炎で発熱し、また欠席かと危ぶんでいたのですが…。
息子の中耳炎が落ち着き、参加できることになりました。
***
参観したのは『かみさまからのおくりもの』という絵本を用いた道徳の授業。
人にはそれぞれ「かみさまからのおくりもの=長所や個性」があって、自分やお友だちの長所や個性に気づこう、そんな内容でした。
先生が子ども達に問いかけると、すぐさま挙手をする息子。
早い段階で当ててもらえますが、その後もすべての問いで手を挙げます。
いろんな子に発表してほしくて
「まだ発表してない子に当てるからね~」
と息子を躱す先生と、
しつこく、しかもデカイ声で「はい!」と手を挙げ続ける息子との攻防戦。
当てられないたびに「くそ~!」と悔しがる息子を見て、
「○○くんおもしろいね~!」
と、ママ友に笑われました。
先生が何かを話すたびに、子どもから相づちや突っ込みの声が上がりますが、それを中心になって言っているのも息子。
なんという目立ちたがり屋…!
参観後の懇談会では、他の保護者の方に
「○○くん積極的ですごいですね!どうやって育ててるんですか?褒めて伸ばして、って感じ?」
「息子さんははっきり自己主張できるから人生得すると思う。うちの子は消極的だから…。」
と言われました。
積極性を発揮する息子は、良いように見てもらえたのかな?
行動的な息子に向き合うのは大変なのことも多かったので、社交辞令かもしれませんが好意的に見てもらえたことに驚きました。
***
小さい頃からいろんなことに興味津々で、人見知りも少なく、自己主張の強い息子。
それは今でも変わらず、良く言えば「好奇心旺盛で積極的」、悪く言えば「落ち着きがなくて目立ちたがり屋」。
一方、私の性格はおとなしくて消極的。
息子とは真逆です。
性差だけでは片付けられない自分と息子の性格の違いに戸惑うことばかりでした。
息子から園や学校で叱られた話を聞くたびに、息子の集団生活が心配になるし、親としての自信を失うこともしばしばありました。
(その辺りのことは下の記事に書いています)
落ち着きのなさや「おふざけ」が過ぎるところを注意されるものの、
「叱られてしょんぼりする子が多い中で、○○さんは叱られてもすぐに『先生先生!』って話しかけてくれるから接しやすいですよ」
と、今の担任の先生からは言ってもらえました。
幼稚園のときは鼓笛隊の指揮を務めたり、小1の1学期の終業式で全校生徒の前で発表したりと大役を任されることもあり、なんだかんだ頼もしく育っています。
「叱られてもめげない心」「切り替えの早さ」「人前で堂々と振る舞えたり自分の気持ちを伝えたりできるところ」は、私にはない息子の良いところだなぁと思います。
***
人には長所も短所もあります。
私から見ると、落ち着きがなく騒がしい息子も、人からは「積極的でいいね!」と褒めてもらえることもあります。
懇談会で「うちの子は消極的で…」と言っていた方のお子さんも、よく話を聞くと「周りが見えていて思慮深い」という一面があるのかなと思いました。
子どもが自分自身やお友達の良いところを見つけるだけでなく、親が子を見つめ直すきっかけを作ってくれた道徳の授業。
とても実りのある授業参観になりました。
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帰宅してから親への宿題がありました。
それは、親が思う我が子の「かみさまのおくりもの」。
私は、こう書きました。
・元気いっぱいなところ
・めげない心
・自分の気持ちをはっきりと伝えられるところ
それは、息子が持っている「かみさまからのおくりもの」。
そして、私にとっては息子そのものが「かみさまからのおくりもの」にほかならないのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
余談ですが、11月半ばから私の風邪が治りません。
(息子の中耳炎はすっかりよくなりました)
年末年始に向けて体調を整えねば…!
感染症が流行っていますね。
この記事をお読みくださった皆様もご自愛くださいませ。
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