【育児】サンタクロースのいる世界
息子はサンタクロースのいる世界に住んでいる。
クリスマスの何ヶ月も前から
「今年のプレゼントは○○にしようかな」
と、プレゼントのことを考え
クリスマスが近づくと
「サンタさん来てくれるかな」
と、そわそわしている。
悪ふざけが過ぎたとき
「小人さんが見てるよ～」
と言うと
「えっ、どこどこ！？」
と、辺りをきょろきょろ見回し
「あーあ、サンタさん来ないかもね」
と言うと
「やだやだー！ちゃんとするからー！」
と慌て出す。
息子はサンタさんの存在を信じてやまない。
それって、息子はサンタクロースのいる世界に住んでいるってことなんじゃないかなぁ。
私はもう何十年も、サンタクロースのいる世界に住んでいない。
今の息子と同じ年の頃はすでに「サンタクロースは親なんじゃないか」って気づいていたし、でも親に気を遣って4年生頃まではサンタさんからプレゼントをもらって嬉しいフリをしていた。
サンタさんがいると信じ、来るか来ないかで一喜一憂する息子は、本当に可愛いし愛しいし、羨ましくもある。
息子が生まれて、私の世界にふたたびサンタクロースがおとずれた。
私がサンタクロースになったのだ。
クリスマスの数ヶ月前に、息子の欲しい物を聞き出す。
お店やネットでそれについて調べ、密かに購入し、時が来るまでクローゼットの奥に隠す。
そして、クリスマスイブの夜。
息子が眠りについたのを見計らって、プレゼントをそっと枕元に置くのだ。
サンタクロースの報酬は、息子の笑顔。
朝起きて
「あ！プレゼントだ」
包み紙を開けて
「これ欲しかったやつだ！
サンタさんありがとう！
やっぱサンタクロースってほんとにいるんだね！
サンタさん、大好き！」
と目を輝かせながら言う息子を見ると、サンタ業務が終わったという安心と、息子の笑顔を見られた喜びで胸がいっぱいになるのだ。
来年も再来年も、私はサンタ業に奔走する。
いつかまた私の世界からサンタクロースがいなくなるその時まで。
***
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ちなみに、今年のクリスマス。
サンタさんからは「DX変身銃ヴァレンバスター仮面ライダーヴァレン完全なりきりセット」、おじいちゃんおばあちゃんからは「DXガヴホイッピア&ケーキングゴチゾウ」をもらいました。
もう『仮面ライダーガヴ』一色。
右：仮面ライダーヴァレン完全なりきりセット
どちらも12月初旬に私がネットで購入。
包装されてなかったので包装紙を買ってラッピングして。
一つはクローゼットで、もう一つはおばあちゃんの家で保管して、クリスマス当日を迎えました。
サンタ業大忙し！笑
仮面ライダーガヴのおもちゃは人気のようで、特に「仮面ライダーヴァレン完全なりきりセット」はネットで注文した翌日に商品ページがなくなっていて…。
お店でもネットでもどこへ行っても品切れだったり、在庫があっても値段が高騰していたりと、クリスマスのおもちゃ争奪戦のすごさを目の当たりにしました。
早めに買っといてよかったぁ…。
最近では『爆上戦隊ブンブンジャー』にもハマっていて、息子の頭の中はヒーローだらけ。
（ガヴもブンブンジャーもみんなイケメンで、母も別の目線でハマりかけている。眼福～）
息子は、サンタクロースのいる世界にも、ヒーローのいる世界にも住んでいます。
***
これが2024年最後の投稿になりそうです。
今年noteでご縁のあった皆さま、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
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