大雨警報って?高知の雨は下から降る
なんやかんやで、中学と高校の生物教師をしているうらちゃんです。ICT関連のことにどっぷりつかっているので、一体何の教師をしているのかたまによく分かりません。
中学生の頃は、気象関係にハマっていてよく天気図を見ては、勝手に天気の予測をしていました。
さて、5月27日から線状降水帯の予測が前倒しで始まりました。
自分は、大学時代に少しだけ気象分野を齧っていたので、10年以上前から言われていた線状降水帯についてやっと世の中に周知されてきたのかーと感慨深く感じてます。
大雨警報が出て休校にならないかな
中・高校生の頃は、雨が降ると「警報が出て休校にならないから」って思いませんでしたか?
自分は割りと頻繁に思っていました(笑)
大雨警報の基準は、市町村によって違いますが気象庁のHPにはこのようにあります。
あくまでも予報ですので、予めの行動が大事なのはもちろんです。
大雨警報の基準
で、よーく見ていくと大雨警報は「表面雨量指数」(浸水害)と「土壌雨量指数」(土砂災害)によって基準が決まっています。
平成20年からの運用だそうで、古い頭の自分は「降雨量じゃないの?」なんて思ってしまいました。
地形や地域の特性などきちんと反映して計算されているそうで、単純な降雨量の判断ではないんですね(まだ言うんかい
高知の雨は下から降る
で、ふと思ったんです。
高知ってなかなか警報が出ない。
他県出身の私は、最初来た時に「こんだけ雨降ってるのに、警報まだ出ないの?」なんてビクビクしてました(笑)
ということで、注意報・警報が出る基準をグラフにまとめてみました。
今回ピックアップしたのは、気象庁のHPにある47都道府県の県庁所在地の基準を利用しました。
地域を変えれば、もっと違ったのが見えてくるかもしれません。
で、やっぱりだったのが、高知市の異常な耐久度。
赤い棒グラフが、注意報が出る基準で、青い棒グラフが警報が出る基準です。
「高知市の大雨注意報=他府県の警報レベル」ということが、今回分かりました。すげーな。
都会の特徴も
表面雨量指数基準を見てみると、都会にも関わらず東京と福岡が非常に高くなっていました。
放水路などを、東京や福岡では放水路をしっかり整備しているからかなと思ったりしました。
さいごに
日本列島は、過去様々な風水害に見舞われています。
私も実家の地域が西日本豪雨で被災して、土砂撤去のボランティアに参加した経験もあります。
一番は被災しないことですが、天気に関してはどうにもならない部分もあります。
今年の梅雨は、大きな被害なく過ごすことができたらなぁと思っています。
とりとめのない話になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。