米国のプラントベース市場

画像1

米国においてプラントベースフードの市場は高まり、2020年には70億円市場に到達した。昨年と比較するとプラントベースフードの売上は27%増加した。プラントベースフードは代替肉や植物性ミルクに留まらず、植物性シーフードや代替乳製品などその領域を拡大させている。


植物性食品はヴィーガン、flexitarian、climatarianからの需要が高まっている。
Flexitarianとは、flexibleとvegetarianを組み合わせた造語。基本は植物性食品を食べるが、時には肉や魚も摂取するという、準菜食主義者のことを示す。
Climatarian(クライマタリアン)とは、精算から輸送、貯蔵に至るまで二酸化炭素の排出量が少ない食品を選んで食べる人のこと。気候変動につながりにくい。環境負荷の削減につながる食生活を送る人のことを示す。


スナックもプラントベースのものが増えている。プラントベースのジャーキーだけでなく、ポークラインズ、ホイップクリーム等についても、植物性の代替品が開発されている。また、植物性タンパク質は動物性たんぱく質よりも糖質の割合が低い。そのため、ロカボダイエットをしている人にも適している。


植物性タンパク質の一つとして、需要を伸ばしているのが、Seitan。
日本のお麩である。豆腐やテンペと同様にその人気が高まってきている。その他、魚やチーズも植物性の代替品が開発されている。また、グルコサミン、コンドロイチン、コラーゲンなどなどのサプリメントも従来は動物性の成分で作られていたが、植物性の代替サプリメントの提供も進んでいる。

参考URL

SPINS
“Plant-Based Trends in Every Department: 7 innovations to watch for in 2021”
https://www.spins.com/resources-plant-based-trends-and-innovations-2021/

いいなと思ったら応援しよう!