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10年も愛用している靴下のアップデートに1年越しで気づいた

もうかれこれ10年近く愛用している靴下がある。シルクふぁみりぃの冷えとり絹コットン靴下の2枚セットだ。
まだ夫氏と結婚する前。冷えとりブームがやってきたときに、いくつかの冷え取り靴下を試してみた。なにせ平熱が35度台の低体温体質。今は独身だけどいつかは子どもが授かれたらいいななんて思いもあり、しっかりブームに乗っかってみたのだった。

でも4枚も靴下を重ねて履くと、もこもこしすぎて靴が履けない。絹の靴下は手洗いが必要だから毎日4枚×両足分の計8枚を手洗いする余裕もない。これを続けていくのは難しいかな・・・と思っていた時に出会ったのが、シルクふぁみりぃの靴下だった。

これは肌に当たる方が絹糸、表がコットンになるように作られているので、通常の冷えとり靴下が当時4枚履きが当たり前だったところが、2枚履きでも冷えとりの効果があるとのこと(実は1枚でも大丈夫らしい)。
「本当にそうならとてもいい!」と買ってみたら大当たりだった。

4枚履いていないので分厚くはならないが、足首までしっかり守られていて足先からぬくぬく。とはいえ蒸れる感じもない。夏場も含めて1年通して、この靴下を履いていないとそわそわするようになってしまった。
もう基礎体温を測っていないので冷えがとれたかどうかは定かではないが、数年後に夫氏と再婚し2人の子どもにも恵まれたので多少の効果はあったんじゃないかなと思っている。

そんな冷えとり靴下だが、難点は手洗いが必要なこと。仕事をしながら2人の小さい子どもを育てていると、毎日毎日手洗いするのは大変だ。一時期まではそれでも何日かまとめて手洗いしていたのだが、ストックの靴下がなくなることもあって、どうにかしたいなと思っていた。

ちょうどブラジャーの手洗いも面倒になっていて、ブラデリスのノンワイヤーで洗濯機も使えるブラに切り替えたこともあり、試しに靴下も一緒に洗濯機のデリケート洗いで洗ってみた。

あれ、意外といける?
でもやっぱり手洗いよりはごわつくしいたみやすいかもしれない。

毎晩時間をかけて手洗いし靴下を長持ちさせる v.s 洗濯機利用で定期的に靴下を新しくする

どちらを取るか悩んだ結果、後者を選んだ。
子どもたちが少し落ち着いたら手洗いだってできるようになるし、期間限定の対応としてメーカーさんにはちょっと申し訳ないけれど、利便性を取ることにしたのだった。


毎日履いて毎日選択するとこんな感じ


5本指ソックスは結構タフ

そんなわけで年に1回、秋ごろにボロボロになってきた靴下をウェスにし、その分追加で新しいものを購入することにしたのが昨年のこと。今年も新しい靴下に交換する時期がやってきて商品ページを見て、はたと気づいた。

足首の部分がリニューアルされている!!

そういえば去年届いた靴下は、以前のものより長いような気がしていた。靴下をセットにする手間を省いて全色黒で統一したのに、ちょっと長さが違うなぁとは思っていたが・・・。
どうやら以前のモデルは足首のところが広がりやすくなっていたので、それを改良するためのリニューアルだったらしい。

10年近く愛用してきて、まさか改良に1年も気づかなかったとは。反省しかない。

右と真ん中が去年買ったもの、一番左はそれ以前
足首の閉まり具合が違う

比べて見れば一目瞭然。去年買った方は洗濯しても広がりにくくなっているし、履き心地も変化が少ない。リーズナブルな価格ながらも、痒いところに手が届くような改良をしてもらって本当にありがたいなぁと商品ページを見ていた。

今年は黒だと夫氏の靴下と混ざってわからなくなるので、淡いグレーをチョイス。どんな服でも合わせやすくて、ほんの少し足元が明るくなる色だ。新しい靴下が届いて、これを履いて過ごす一年が楽しみになった。

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