5分間の読書でマインドフルネス
読書の効能
今日のあさイチでマインドフルネスのことが取り上げられているのを見た。
よく聞く言葉だし、apple watchにもアプリが入っているのでなんとなくのイメージは持っていたが、「今ここに集中する」という意味を初めて知った。
数か月前から図書館で本を借りてきて、スマホ片手にSNSを見ていた時間を読書に当てるようになった。下世話な話だがトイレにも積読していた文庫本(これは自分所有の物)をひそかに置いていて、子どもがいる時間に唯一1人になれる場所で小休止している。
一番好きなのはこれも自前の積読本をお風呂で読む時間。子どもが産まれる前はよくやっていたのだが、もうすっかりその習慣を忘れてしまっていた。
最近、土日に子どもたちが昼寝せずに19時過ぎに寝ることが増えて、早めにやってきた自分時間をこのお風呂読書に当てたら最高だった。
その直前まで夫氏や子どもたちにイライラしていたのが、すっかり汗とともに蒸発していった。これはアウトプットとインプットが同時にできて、時間の足りない私には一石二鳥のリフレッシュ方法だった。
そんなリフレッシュの最適解を読書に得たわけだが、これは「今ここに集中する」時間に近しいなと気づいた。
もちろん読んでいる間に様々な感情を得たりするわけなので、思考が無になるような感覚とは違うのだろうが、今目の前の活字に集中する中で他の雑念が消えていく感じは近い気がする。
目を瞑って自分の呼吸に集中するよりも、活字と言う集中する対象が目の前にある方が個人的にはやりやすい。
時代に逆行しているようで、読書にはトレンドと同じ効果があるようだ。
最近読んだ本
「一汁一菜でよいという提案」ですっかりファンになってしまった土井先生。「ついていきます!」という気持ちで読み漁っている最中だ。
考え方もそうだが、土井先生の独特な言い回しが好きだ。
何かしらのネット記事で気になったライターさんを図書館のHPで検索し、片っ端から予約カートに入れているわけだが、その中でヒットだったのが一田憲子さん。
少しお姉さんだけど、「うんうん、わかるわかる」とうなずきながらあっという間に読んでしまった。暮らしの捉え方に似たものを感じて勝手にうれしくなった。
もう何年も本棚に積読になっていた中谷美紀ちゃん(10代の時から大好きすぎて勝手に’ちゃん’付け)のインド旅行記。Youtubeを見るより、活字の方がよほど旅行している気分になることを発見した。
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