迎え火と送り火、お盆が美しいのを知らなかった。
実家ではお盆は特に何もせず、連休でお墓参りに行くぐらいの記憶しかなかった。
迎え火と送り火、こんな感じにしっかりお盆を体験するようになったのはこの家に来てから。
この家は、話せば長いけれど、一人で住んでいたおじいちゃんが亡くなって、住まわせてもらってる歴史あるお家。
住んでもうすぐ2年が経つ。
嬉しいことに、おじいちゃんの孫の大家さん一家や、畑のおじさんおばさんとは、もう親戚同然の距離の近さ。
周りのご近所付き合いも盛んで、人の出入りも結構ある。
こんな田舎のようで世田谷のど真ん中にある不思議な家だけど、もうすぐ道路工事で壊されてしまう(50年前からの道路工事計画がいま実行)。
でもそのあとも、この場所でまた新しい計画があって、面白い物語が流れていく予定。
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関東と関西ではお盆が1ヶ月違うのも知らなかった。
http://sittoco.com/archives/1292
送り火の乗り物になる、足をつけたナスときゅうりには茹でた素麺と米粒をひっかけてあの世へのお土産に。
スイカは隣の畑でおじさんが毎年育ててくれる。(今ちょうど隣の庭がスイカだらけ)
迎え火も送り火も、提灯と道具一式を持って、仏壇がある部屋の大窓から外に出る。
近くの交差点=辻まで歩いて、送り迎える簡単な儀式をする。
会ったことは無い、のに一緒に暮らしてる不思議な感覚のおじいちゃんをしっかり送って、
送り火の後は普段買わないフルーツが豊富で体が喜ぶ🍉
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8月初旬から夫婦でCamino de Santiago巡礼の旅に出ています。出費はできる限り少なくしている旅なので、サポートは有り難く旅の資金にさせていただきます。ですが、読んでくださったり反応をいただけるだけで、一緒に旅している気分になって十分エネルギーをいただいています。^^