№6122:口が達者な人が信用されない理由がわかった
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、私は「信」という漢字は「⼈+⾔=信である」と教わりました。
「人が言う」から「信」なのです。
もちろん「言っているだけ」ではダメで、それを言行一致で行動し続けること、結果を出し続けることで「信」は強化、継続されていきます。
この観点で考えると、あらゆることの合点がいきます。
例えば、ビジネスで成功している人がいるとします。
マスコミ等にも頻繁に登場していたとします。
が、「この人は鼻につくな」とか「この人は胡散臭いな」と感じる人は溢れかえるほどいます。
そうなるのは、その人に「『⼈』がないから」です。
「信」に対して「人」がない。
残りは「言」です。
口がうまい、口が達者。
これが「言だけの人」です。
インフルエンサーといわれる人は典型的に「⾔がうまい人たち」です。
が、中には見た目から違和感がある人が少なくなりません。
そういう人が受け入れられるのは見るほう、聞く方に「人」、つまり「人間性」とか「人間力」という観点がないからです。
魅力的なキャッチコピーに踊らされてセミナーやビジネススクール等に参加してみたはいいが「なんか、イメージと違うな」なんてなことはよくあることでしょう。
これなんかも「人の欠落」です。
結局のところ、情報等を発信する⼈に⼈間⼒が備わっていなければ、中⻑期的な成果には繋がらないと思います。
または「情報弱者をだまし続けること」です。
「言だけの人」は金の臭いがします。
「言だけの人」は自分にベクトルが向いています。
「言だけの人」は人間関係が長続きしません。
冷静に見ればわかると思います。
「五常の徳」である「仁義礼智信」で考えても「信」は中心に存在するものだと私は理解しています。
私たちは仲間に対しても、お客さまに対しても「信が中心にあるビジネス」を実践していきます。