№6105:良いサービスには高い料金を払おう!
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、前回の有料メルマガで運送業について取り上げました。
そこには書きませんでしたが、運送業とジムは似ている部分があると感じます。
消費者として運送システムには大きく以下の3つがあると感じます。
1つは置き配。
2つは誰だかわからない人による配送。
3つは地域に密着した人による配送。
置き配送は配達員の方の手間とか無駄を考えたら必須なシステムだと思いますが、結構不気味ではあります。
在宅していても玄関先に入ってきますので、ワンコも必要以上にワンワン吠えて番犬ぶりを発揮します。
安心安全な日本ならではだと思いますが、基本的に置き配は荷物が届けばよく「誰が持ってくるか」は関係ありません。
続く、誰だかわからない人による配送。
「ピンポーン」ときて、見たことあるようなないような人が荷物を届けてくれます。
ときに押印も求められます。
郵便配達員の方とかが該当するような気がしますが、誰が来ているのかよくわからないし、地域密着という感じはしません。
まぁ、公務員という印象です。
最後の地域に密着した人による配送は「人の顔」が見えます。
「遠藤さ~ん」と名前を呼んでくれるし、こちらも「いつもの人だ」と思います。
以前、トレーニング用のプレート(鉄の塊)を頼んだ時、配送センターの段階で「これは遠藤さんのところだとわかった」というのですから、これこそ顧客密着、地域密着です。
この説明でジムと似ているというのがわかると思います。
置き配=無人ジムです。
マシンが置いてあれば「誰か」は関係ありません。
誰だかわからない=一般的なフィットネスクラブです。
プールと同じで監視員がいれば、こちらも「誰か」は関係ありません。
地域に密着した人による配送=スモールジムのようなジムです。
「誰か」は関係おおありだし「人がすべて」です。
こう考えると「価格差があるのが当然」と思います。
当たり前に置き配がもっとも安く、地域に密着した人による配送が高くなります。
「いいサービスは料金が高い」
「良いサービスには高い料金を払おう」
消費者がそう考え、望むサービスを選べることによってまっとうな競争原理が働き、必要なサービスが適正価格で生存していくのではないかと思います。
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