№6107:「あべさん」という間違えの問題点
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、私の仲間に「あべさん」という方がいます。
※関係者はすぐにわかる(笑)
その「あべさん」が誕生日を迎えました。
それに対してグループラインで続々と祝福のメッセージが送信されました。
が・・名前を間違える人が多い!
「あべさん」は「安部さん」と言います。
それを「安倍さん」と書いてみたり。
酷い人になると「阿部さん」と書いてみたり。
「阿部さん」は見た目からして全然違いますからね。
せめて「べ」を間違えてくれと。
「あ」を間違えるなー。
あまりにもミスが多いので、途中で私は「安心の部屋ですよ」と突っ込みをいれたくらいです。
ちなみに「漢字を間違えていること」を問題視しているのではありません。
もちろん、大変失礼なことには違いないですが、それ以上に考えるべきは「間違えそうだな」と気づくことです。
「遠藤さん」は基本的に間違えません。
なかなか「円藤さん」とはなりません。
が、「あべさん」は間違えやすいです。
そこに気づくことが必要です。
似たようなことは他にもあります。
例えば、本の紹介。
FBL大学内では様々なプログラムを通じて本が紹介されます。
私も独立起業以来、毎週紹介しているので1000冊近くにはなると思います。
そのすべてを覚えていて欲しいなんて言いません。
正直、本人も忘れていますので。
が、例えば何かのタイミングで数ヶ月前に私が紹介した本を誰かが取り上げたとします。
それに対して「初めて知りました!」とやられると、「あ、この人は私の発信を見ていないんだな」とわかります。
これなんかも「見ていないこと」を問題視しているのではありません。
「想像力がないな」と思うのです。
「この本は遠藤さんが紹介したのではないか」という想像力が働かないのです。
これは一事が万事です。
経営者はビジネスの未来だけでなく、日常生活から想像力を発揮すべきだと思います。