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№6083:「収入優先」という甘い選択
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、フィットネス業界企業の社員で正社員をやめて契約社員になる動きがあると聞きました。
その理由は契約社員になることでパーソナルトレーニングを実施した分を歩率契約にして自分の収入にするためだそうです。
例えばですが、正社員時は月給が40万円だった。
それを正社員契約を25万円にして、歩率収入を20万円にするみたいなことだと思います。
これだと年収は60万円アップします。
現在の昇給制度に依存していれば年収60万円アップは困難ですので、この方が確実と言えます。
また煩わしい事務作業や会議等からも解放されるでしょうから、そうしたい気持ちはわからなくはありません。
どのような選択をしようが個人の自由ですが、私は「なんだそれ?」と思います。
極めて視野が狭いし、極めて甘ったれた我欲な考え方だと思うからです。
そんなことをするのであれば独立起業すればいいのです。
が、それは不安だし、自信もないのでしょう。
だから雇用保証という安全ゾーンに片足を突っ込みながら、その一方の足で目先の自由を確保しに行っているのです。
それも「自分の収入アップ」が主目的になっている。
ベクトルが自分に向いた時点で「我欲」です。
こういう人はまともな人からは相手にしてもらえません。
が、「類は友を呼ぶ」ですから、自分のまわりには同じような人が集います。
で、「この方がいいよ」とか「収入がいくら増えたよ」といった小さな話で意気投合していると予想できます。
会社も会社です。
間違いなく会社の目的は「将来が期待できない中高年の固定費を下げること」にあります。
これで経営を有利にしつつ、かつ歩率収入で確実に一定の利益も確保する。
人材育成責任放棄。
最低限の雇用は確保するから、あとは自分で頑張ってね。
身勝手、無責任ここに極まれりと思います。
とはいえ、どっちもどっちですかね。
相思相愛ですので。
こういう目先しか見ていない会社にも個人にも未来はない。
そのことは確定していると思います。
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