『告白撃』住野よる|読了(ネタバレ注意!)
こんにちは!風船葛(フウセンカズラ)です!
最近寒くなってきたなぁ…と思いつつもう十二月後半だもんな。と納得して…
え、十二月、後半…?あと十日で今年が終わる…?
信じられませんね。ね???
私は特に達成したこともなく終わりそうです。強いていうなら高校第一希望受かったことくらいですかね。(二月)
さて、前置き雑談が長くなってしまいましたが、今回は住野よるさんの作品、『告白撃』を読んだので感想やらなんやらを置いていこうと思います!
ガッツリネタバレなので、これから読もう!という方は逃げてください!
あらすじ
住野よるさんといえば、中高生がメインのお話を書かれるイメージだったのですが(個人の感想です)、今回の告白撃で描かれているのは大人の恋愛。
しかし、まるで大人が考えるとは思えない、それでも大人でないと行動できない計画により進む物語。千鶴は響貴に告白させることができるのか…?
という作品です!
感想(ネタバレ有!)
ここから、私の感想です!本編に躊躇いなくベタベタと触るのでまだ読んでない人は回れ右ですよ!(しつこい)
まず一言。
す〜〜〜〜〜〜〜〜ごく面白かった!
千鶴が最初に「響貴は私のことが好きだ」と言い切るところはいやそこ自分で言う!?と思って少し笑ってしまいましたが、響貴のことを本当に大切な親友としてどうにかしたい、という千鶴の姿勢が私にはなんだかとても眩しく思えました。
そしてまさか舞たん達も別の作戦を決行しているとは…!と、やはり友人同士、似ているところがあるのかな…と思いました。板挟みの果凛が不憫で、読んでいるだけの私も胸に言いようのないモヤモヤが移った気がします。笑
どうにかして響貴に告白させようとするも上手くいかず、結局結婚について話ちゃうか〜というのはなんとなくこうなる気がしたのですが、そのあとの響貴視点の話が…。
ずっと千鶴視点、果凛視点と交互に2人だけできていたので、響貴視点に切り替わった時「ついに来た!」と言う感情が大きかったです。
響貴が、千鶴が失恋するたびに自分のところに来るから、千鶴に何かあったら自分のところに来てくれるから。「千鶴の不幸を願ってしまった」と自責の念に駆られるところ、身に覚えがありすぎて…思わず泣いてましたね…。
ちなみに好きなところ、というかあれなんですけど、千鶴が「今日は革ジャン着てないんだ」と言われるたびに「魂に着てる」と最強理論を言い返す場面がすごく好きです。なんだか、大学生の頃と歳とか、見た目とか、周りの環境とか、色々変わってしまったけれど、魂、心、大切な部分は何も変わっていないよ、と言っているみたいで。大好きです。
個人的に好きなキャラクター
千鶴が!私は!大好きです!
他のみんなももちろん魅力的なのですが、千鶴のちょっとだけ口調が荒いところも、すごく泣き虫だけど友人の前だけでしか泣くことができないところとか、もう大好きです。
その中でも特に、素直なところが。こういうところを響貴は好きになったんじゃないか、と作中でも果凛が話していたように、私も千鶴の素直なところに惹かれました。お酒を飲みすぎて記憶を飛ばしてしまうちょっとポンなところも可愛くて好きです。笑
最後に
『告白撃』を読んで、言いたいこととか、思ったこととか、好きなところとか、思いっきり話せて満足でした!が、後先考えずにブワーーーー!と話してしまったので読みづらかったと思います😢
改めて、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
今日が、明日が、良い日になりますように。
それでは〜!