マインドフル・home
英語の「home」をただ「自宅」「家庭」と訳せない。「家」が最も近いかもしれないが、建物、家族、結婚システム、伝統がどうもまとわりついている気がする。「終の住処」は最終的に行き着く場所で、homeにもそんな意味を含める人もいるけど、別に必須でない。
英語の「home」にある聞いただけでホッとするような場所、心が安らぐ場所、またはそのような人だったり、物質以外の感覚的要素で使える日本語はなんだろう?
私たちは意識的に、または無意識にhomeを探している。
禅師のティク・ナット・ハン(TNH)は説く、home(真に心安らげる場所・境地)は今ここにあるので、私たちはいつもhomeにいると。 homeはお金や誰かがいないとできないわけではなくて、私たちは既にhomeに到着している。それに気づくだけだ。
私たちの身体は私たちの魂を宿すhome。
彼の説くマインドフルネスでは、 深呼吸は「私はここhomeにいる」と感じる機会。歩くことは「私はhomeに到達している」と一歩一歩感じることができる機会。
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